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J-GLOBAL ID：201702290030384834   整理番号：17A1407214

マウス脳微小血管内皮細胞に及ぼすフラーレノールの影響

Effects of Fullerenols on Mouse Brain Microvascular Endothelial Cells

著者 (2件)： SCHUHMANN Michael K. (Univ. Wuerzburg, Wuerzburg, DEU) ,  FLURI Felix (Univ. Wuerzburg, Wuerzburg, DEU)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 8  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： おそらく遊離ラジカル捕獲能力のため,水溶性C60-フラーレン誘導体であるフラーレノールはin vito vitroおよびin vio神経保護作用が示されてきた。しかし,フラレノールが血液脳関門(BBB),とくに炎症条件下における脳内皮細胞に及ぼす影響に関する知見はほとんどない。本研究で著者らはフラレノールによる初代マウス脳微小血管内皮細胞の治療がin vitroで基底および炎症性血液脳関門(BBB)特性に影響を及ぼすかどうかを調べた。基底および炎症条件下でフラーレノール(1,10,100μg/mL)は,経内皮電気抵抗を変えなかったが,100μg/mLのフルレノールは,erk1/2活性を大きく低下させ,炎症環境下でNFκBの活性化をもたらした。本結果はフルレノールがerk1/2およびNFκB経路を介して酸化ストレスにおそらく対抗し,その結果,炎症条件下で微小血管内皮細胞を保護できることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *血管内皮細胞 ,  マウス ,  *血液脳関門 ,  細胞培養 ,  炎症 ,  細胞結合 ,  生理活性因子 ,  *フラーレン
準シソーラス用語： タイトジャンクション ,  接着分子 ,  *微小血管内皮細胞

分類 (2件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (3件)： マウス ,  脳 ,  微小血管内皮細胞