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J-GLOBAL ID:201702290038593175   整理番号:17A1956748

リソース・リポジショニングのプロセス分析 成都イトーヨーカ堂のケース

Process Analysis on Resource Repositoning Framework A Case Study on Chengdu Ito-Yokado
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 107-121(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0717A  ISSN: 2189-5694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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なぜある本国資源は海外進出先国市場において活用でき,他の資源は活用できないのか。筆者らは本国資源の企業特殊優位化の論理として「リソース・リポジショニング・フレーム(以下,RRPフレーム)」を開発している。RRPは,本国資源が現地市場における顧客選好が高く,希少性が高い場合に,企業特殊優位となり競争優位の源泉として機能すると推論する。しかしRRPには,実証データが不足している。そこで本稿ではイトーヨーカ堂の中国・成都地区への市場参入初期段階のケースを用いてRRP仮説を検証する。分析の結果,本国資源は現地市場においてリポジショニングして活用されている。またリソース・リポジショニングは参入初期段階における企業業績に正の影響を与えている。加えてRRPは,移転と再構築に時間を要する資源と現地で新たに構築する資源の識別にも大いに貢献している。(著者抄録)
引用文献 (41件):
  • 天野倫文・新宅純二郎・中川功一・大木清弘編 (2015). 『新興国市場戦略論-拡大する中間層市場へ・日本企業の新戦略』有斐閣.
  • Barney, J. B. (1991). Firm Resources and Sustained Competitive Advantage, Journal of Management, 17(1), 99-120.
  • Barney, J. B. (1996). Gaining and Sustaining Competitive Advantage, Second Edition, Prentice Hall(岡田正大訳『企業戦略論:基本編』ダイヤモンド社, 2003年).
  • 成都商報(2015). 「2015 年“3・15 成都百貨購物中心消費調査報告”出炉」3月12日.
  • 成都晩報(2006). 「伊藤洋華堂創立“IY 精益化方式” 的8項原則」7月14 日.
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