文献

J-GLOBAL ID：201702290062083046   整理番号：17A0705075

グラフェン系抗菌高分子膜:レビュー【Powered by NICT】

Graphene-based antimicrobial polymeric membranes: a review

著者 (6件)： Zhu Junyong (Department of Chemical Engineering, KU Leuven, Celestijnenlaan 200F, B-3001 Leuven, Belgium. [e-mail]) ,  Wang Jing ,  Hou Jingwei ,  Zhang Yatao ,  Liu Jindun ,  Van der Bruggen Bart
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 15  ページ： 6776-6793  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物汚損は高分子膜の全体的性能を損なうことを避けられない障害である,選択性,透過性,及び長期安定性を含む。生物膜形成を阻害するために利用されている種々の殺生物剤の増加に伴って,従来の殺菌剤に対する細菌耐性の増強は抗微生物膜の開発における余分な問題となっている。グラフェンに基づくナノ材料は,それらの酸素含有官能基に起因する強い抗菌剤,原子1個の厚さの層構造の鋭いエッジ,他の殺生物剤との相乗効果の新しいクラスとして出現している。だけでなく良好な抗菌能力を与えるだけでなく,高分子膜に比べて優れた分離特性を付与するためにうまく用いられている。しかし,グラフェンの正確な殺菌機構は不明のままである。本レビューでは,グラフェン系材料の合成法と抗菌挙動を調べ,このナノ複合材料は,それらの抗微生物能力にどのように影響するかについての洞察を提供することを目的とした。最も重要なことは,抗微生物膜の設計と開発におけるグラフェンベースのナノ材料の使用を強調した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生物膜 ,  *グラフェン ,  ナノ複合材料 ,  ナノ材料 ,  相乗作用 ,  殺菌薬 ,  *高分子膜 ,  抗微生物作用 ,  抗細菌作用 ,  生物汚損 ,  抗細菌薬 ,  殺菌
準シソーラス用語： 官能基 ,  殺生物剤 ,  バイオフィルム形成 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (4件)： グラフェン ,  抗菌 ,  高分子膜 ,  レビュー