抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:中高齢者の肺活性化調節因子(CCL18)と癌胎児性抗原(CEA)の発現レベルを測定し、両者の異常レベルと膀胱癌の関連性を検討する。方法:2012年10月から2015年10月にかけて、当院の健康診断センターにおける中高年の健康状況について回顧性分析を行い、全自動酵素結合免疫測定器により、検査者のCCL18とCEAの発現レベルを測定し、統計分析を行った。結果:健康診断結果により、血清及び尿中のCCL18とCEAの発現レベルは膀胱癌群の発現レベルが異常に上昇し、慢性泌尿系疾患群と対照群と比較すると、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。CCL18とCEAの発現レベルは年齢、性別、病理タイプと分化の程度と関係がないが、膀胱腫瘍の分期と相関し、病期が遅いほどその発現レベルが高くなると同時に、リンパ節転移と遠隔転移と関係がある。両者の血清レベルが異常に高くなった患者において、CCL18の検出率はCEAの検出率より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:尿常規異常者に対して、CCL18とCEAの発現レベルを中高年の健康診断におけるルーチン項目として、早期膀胱癌と非腫瘍性疾患を検出することができ、これは患者の適時診断と治療に重要な臨床価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】