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J-GLOBAL ID：201702290102774437   整理番号：17A1421962

トランスグルタミナーゼ活性の調節におけるastakine1の役割【Powered by NICT】

Role of astakine1 in regulating transglutaminase activity

著者 (4件)： Sirikharin Ratchanok (Department of Comparative Physiology, Uppsala University, Norbyvaegen 18A, 75326, Uppsala, Sweden) ,  Junkunlo Kingkamon (Department of Comparative Physiology, Uppsala University, Norbyvaegen 18A, 75326, Uppsala, Sweden) ,  Soderhaell Kenneth (Department of Comparative Physiology, Uppsala University, Norbyvaegen 18A, 75326, Uppsala, Sweden) ,  Soderhaell Irene (Department of Comparative Physiology, Uppsala University, Norbyvaegen 18A, 75326, Uppsala, Sweden)
資料名： Developmental and Comparative Immunology  (Developmental and Comparative Immunology)
巻： 76  ページ： 77-82  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0151A  ISSN： 0145-305X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トランスグルタミナーゼ(TGアーゼ)はザリガニPacifastacus leniusculusにおける造血幹細胞(HSC)の未分化ステージを維持することに関与している。TGase活性はastakine1,造血組織(HPT)の新しい血球合成の誘導に必須であるザリガニサイトカインにより調節されることが報告されている。,TGアーゼ活性調節と凝固蛋白質(CP)架橋におけるastakine1の役割を特性化した。TGアーゼ活性の減少は内因性ザリガニTGアーゼと市販精製モルモット肝臓TGaseの両方に対してin vitroで精製astakine1の添加によって観察された。その結果,astakine1はTGアーゼ酵素活性を阻害し,TGアーゼ酵素のための非競合的阻害剤として作用することを観察した。,凝固反応はastakine1の存在で低下した。ε(γ-グルタミル)-リジン結合のTGアーゼ仲介架橋の減少もastakine1の存在下で観察された。結論として,本研究はastakine1はTGアーゼ活性の阻害剤として作用し,それはまた,ザリガニ造血中のCP架橋に影響を及ぼすことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酵素活性度 ,  血球 ,  造血幹細胞 ,  凝固 ,  *トランスグルタミナーゼ ,  モルモット ,  分化 ,  タンパク質 ,  ザリガニ類 ,  in vitro実験 ,  造血 ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： 阻害剤 ,  内因性 ,  Pacifastacus leniusculus , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： トランスグルタミナーゼ活性 ,  Astakine1 ,  凝固蛋白質 ,  造血

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： トランスグルタミナーゼ ,  活性 ,  調節 ,  役割