抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿は,位置情報サービスの利用と消費者の意識について報告した。先ず,位置情報サービス(location-based service)の存在感が増してきていること,本稿では,位置情報サービスの利用が本質的に,移動・外出・旅行・観光といった現実世界での行動をともなっていることに着目すること等を報告した。次に,位置情報の利用,旅行・観光分野における情報通信技術について報告した。更に,位置情報サービスの利用についての意識調査,位置情報サービスとO2Oについて報告した。最後に,GPSに代表される位置情報機能とモバイルインターネットとを組み合わせた位置情報サービスは,消費者の行動,とりわけ移動・外出・旅行・観光といった現実世界での行動を大きく変えていく可能性を持っていること,特に,インターネットを媒介としたオンラインでの情報のやりとりが,オフラインでの行動にまで影響を及ぼしうるという視角は,実務的にも学術的にも重要な示唆を与えてくれるものだと考えられること等を報告した。