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J-GLOBAL ID:201702290191995068   整理番号:17A1491617

炎症性サイトカインによる自己免疫性関節炎の免疫調節【Powered by NICT】

Immunomodulation of autoimmune arthritis by pro-inflammatory cytokines
著者 (3件):
資料名:
巻: 98  ページ: 87-96  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0144A  ISSN: 1043-4666  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症誘発性サイトカインは,自己免疫性炎症および組織損傷を促進するが,抗炎症性サイトカインは炎症を解決し,組織修復を促進するのに役立つ。過去数十年にわたり,サイトカイン仲介事象のこの一般的な特徴は,自己免疫および他の免疫媒介疾患の病因を理解するために,関節リウマチ(RA)のような疾患に対する治療的アプローチをうまく開発するために広いフレームワークを提供してきた。抗腫瘍壊死因子-α(TNF α)療法は,この努力を支援する証拠である。しかし,RAを有する多くの患者は,このあるいは他の生物学的製剤に応答しないと,何人かの患者は関節炎炎症または他の自己免疫効果の予想外の増悪を受ける可能性がある。新しいサイトカインおよびT細胞サブセットに関する免疫学の急速な進歩と組み合わせたこれらの観察は,炎症性サイトカインの認識された病原性属性の再評価を施行した。IFN-γまたはTNF-αの直接投与を含む関節炎の実験モデルにおける他者と著者らにより実施された研究サイトカインのin vivo中和動物の使用は,サイトカインやその受容体の欠損と定義されたT細胞サブセットに及ぼすサイトカインまたは抗サイトカイン療法の影響は,これらの二サイトカインの逆説的抗炎症および免疫調節特性を明らかにした。自己免疫の他のモデルと同様に関節炎患者における限られた研究における類似研究はまた,これらの炎症性サイトカインの疾患保護効果を明らかにした。この点で主要な機構は後者を支持する病原性Tヘルパー17(Th17)と保護制御性T(T_reg)細胞間の変化したバランスである。しかし,炎症性サイトカインのこの側面は状況依存的である介入の用量とタイミング,研究中の疾患の実験モデル,及び個々の反応性の違いは,最終結果に影響する可能性があることを考慮する必要がある。それにもかかわらず,炎症性サイトカインも免疫調節できるという認識は自己免疫疾患の病因を十分に理解するのに,それらを制御するためのより良い治療法を設計するための新しい展望を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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サイトカイン  ,  免疫反応一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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