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J-GLOBAL ID:201702290222492809   整理番号:17A1307539

扁平上皮癌抗原の増強免疫検出のための二十面体金ナノ結晶の制御合成とそのイオン液体との自己組織化

Controlled synthesis of icosahedral gold nanocrystals, and their self-assembly with an ionic liquid for enhanced immunosensing of squamous cell carcinoma antigen
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巻: 184  号:ページ: 3565-3572  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: D0076A  ISSN: 0026-3672  CODEN: MIACAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストリア (AUT)  言語: 英語 (EN)
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イオン液体の1,3-ジ-(3-メルカプトプロピル)-イミダゾリウムブロミド(DMIB)を架橋剤として金ナノ粒子修飾ガラス状炭素電極(GCE)上へ二十面体金ナノ結晶を自己組織化し,扁平上皮癌抗原(SCCA)の選択的で高感度な検出のための免疫センサを作製した。イオン液体の1-(10-ブロモデシル)-3-メチル-イミダゾリウムブロミドを形態制御及び安定剤として用いた種結晶成長法で二十面体金ナノ結晶(AuNC)を調製した。HAuCl4+NaClO4溶液中でのクロノアンペロメトリーとサイクリックボルタンメトリーで調製した金ナノ粒子(AuNP)修飾GCEをDMIB中でインキュベートして電極表面にDMIBイオン液体単分子層を形成し,更にAuNC溶液中でインキュベートして自己組織化によりAuNC-DMIB-AuNP/GCEを作製した。AuNC-DMIB-AuNP/GCEをメルカプト酢酸溶液中でインキュベートしたのち,カルボキシ基を1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド(EDC)とN-ヒドロキシスクシンイミドで活性化してSCCA抗体溶液を電極表面へ滴下し,ウシ血清アルブミンで非特異的結合部位を封鎖して免疫センサを得た。AuNCや免疫センサの特性を透過型電子顕微鏡法,X線回折分析,UV-vis吸収スペクトル,走査電子顕微鏡法,電気化学インピーダンス分光法,サイクリックボルタンメトリーでキャラクタリゼーションし,示差パルスボルタンメトリーによるSCCAの定量に利用した。免疫センサはSCCAの濃度が0.02~10ng ml-1の範囲で直線的に応答し,検出限界は12.6pg ml-1であった。ヒト血清試料中のSCCAを開発法で定量し,良好な結果を得た。
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分類 (3件):
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分析機器  ,  有機化合物の電気分析  ,  腫ようの診断 
物質索引 (2件):
物質索引
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