文献

J-GLOBAL ID：201702290254386794   整理番号：17A1710944

Salixによる汚染鉱山technosols phytoremediated中のAsとPbの移動性と植物利用性に及ぼすバイオチャー土壌改良剤の影響【Powered by NICT】

Effect of biochar amendments on As and Pb mobility and phytoavailability in contaminated mine technosols phytoremediated by Salix

著者 (8件)： Lebrun Manhattan (University of Orleans, INRA USC1328, LBLGC EA 1207, rue de Chartres, BP 6759, 45067 Orleans Cedex 2, France) ,  Lebrun Manhattan (University of Molise, Dipartimento di Bioscienze e Territorio, 86090 Pesche, Italy) ,  Macri Carmelo (University of Orleans, INRA USC1328, LBLGC EA 1207, rue de Chartres, BP 6759, 45067 Orleans Cedex 2, France) ,  Miard Florie (University of Orleans, INRA USC1328, LBLGC EA 1207, rue de Chartres, BP 6759, 45067 Orleans Cedex 2, France) ,  Hattab-Hambli Nour (University of Orleans, INRA USC1328, LBLGC EA 1207, rue de Chartres, BP 6759, 45067 Orleans Cedex 2, France) ,  Motelica-Heino Mikael (ISTO, UMR 7327and CNRS, University of Orleans, Campus Geosciences, 1A, Rue de la Ferollerie, 45071 Orleans Cedex 2, France) ,  Morabito Domenico (University of Orleans, INRA USC1328, LBLGC EA 1207, rue de Chartres, BP 6759, 45067 Orleans Cedex 2, France) ,  Bourgerie Sylvain (University of Orleans, INRA USC1328, LBLGC EA 1207, rue de Chartres, BP 6759, 45067 Orleans Cedex 2, France)
資料名： Journal of Geochemical Exploration  (Journal of Geochemical Exploration)
巻： 182  号： PB  ページ： 149-156  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0290C  ISSN： 0375-6742  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉱業活動は,尾鉱中の金属(半金属)の存在に起因する陸上生態系の広範囲な環境汚染をもたらす。これら汚染地域は健康リスクを提示し,修復する必要がある。土壌修復のためのex situ法は長い間使用されてきたが高価であり土壌への破壊。金属(半金属)の安定化または抽出のためのファイトレメディエーション技術は,低コストで環境に優しい選択肢を提供する効率的な代替法である。しかし,これらで汚染された土壌のしばしば貧弱な栄養含有量のために,土壌改良剤は植物成長を促進し,ファイトレメディエーション効率を改善するために加えなければならない。発熱性生成物であるバイオチャーは支援ファイトレメディエーションのための有望な改良剤である。著者らの研究の目的は,(i)前者鉱山汚染されたtechnosolの物理化学的性質に及ぼすマツ材バイオチャーの影響を評価するために,(ii)AsとPbの移動度と植物利用性を評価し,(iii)ヤナギ属三種の修復能力(Salix alba,Salix viminalis,Salix purpurea)を調べた。温室実験はヤナギ属3種とバイオチャーと庭園土壌で改良した汚染technosolsを用いて実施し,単独または併用,再植栽した。土壌細孔水(SPW)ならびに金属(半金属)濃度の物理化学的性質を決定した。植物成長,Salix器官乾燥重量と金属(半金属)の取込は研究した三種のヤナギ属植物のファイトレメディエーション可能性を評価するために測定した。バイオチャーはSPWのpH及び電気伝導率を増加させた。バイオチャー添加はAs移動性に影響を及ぼさなかったが,SPW Pb濃度を70%減少させた。調査した三種類のヤナギ属種では,汚染された土壌へのバイオチャー添加は良好な成長と高い乾燥重量生産を誘導した。試験したほとんどの方法では,Salix器官中の金属(半金属)含量は,バイオチャー施用により増加した。全体的に,バイオチャーの正の効果は土壌品質(pH及び電気伝導率の増加)と植物成長で認められた。金属(半金属)は,主に,根に限定されていた。試験した種の中で,Salix albaは地上部における最低の金属(半金属)濃度を示した,Pb土壌植物安定化に特に適しているツールとなる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *鉛 ,  電気伝導率 ,  植物成長 ,  金属 ,  尾鉱 ,  *ヒ素 ,  環境汚染 ,  間隙水 ,  *土壌改良剤 ,  ファイトレメディエーション ,  半金属 ,  *植物利用性 ,  *鉱山
準シソーラス用語： 物理化学的性質 ,  *バイオチャー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオチャー ,  金属(半金属) ,  ファイトレメディエーション ,  テクノソル ,  ヤナギ

分類 (2件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C) ,  金属鉱床  (DE09030H)

タイトルに関連する用語 (7件)： Salix ,  汚染 ,  鉱山 ,  Pb ,  植物利用性 ,  バイオチャー ,  土壌改良剤