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J-GLOBAL ID:201702290370730601   整理番号:17A0751804

金属担持超薄FeO(111)薄膜上でのCO酸化に及ぼす担体の効果【Powered by NICT】

Support Effects on CO Oxidation on Metal-supported Ultrathin FeO(1 1 1) Films
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 705-712  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2356A  ISSN: 1867-3880  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Au(111)基板上に成長させたFeO(111)膜を,大気圧付近での低温CO酸化反応で研究した。酸化鉄膜は高圧での酸化にいわゆる「弱く束縛された酸素」(WBO)種を有しているかどうかそうでなければ不活性のAu(111)表面上での増強された反応性のみが観察された。Oリッチ条件(CO/O_2=1/5,60mbar,Heバランス1bar)下で測定した反応速度は昇温脱離による「酸化」膜で測定したWBOの総量と相関することが分かった。膜被覆率の関数として測定した初期反応速度は約1単分子層(ML)で最大値を示し,同じ装置で測定したPt(111)に担持したFeO(111)膜で得られた≒0.4MLと対照的であった。FeO(111)/Pt(111)と比較すると,FeO(111)/Au(111)上にWBO種は非常に低かった(すなわち,約200K)温度で,非常に少量の脱着した。走査型トンネル顕微鏡による研究は,Au(111)上のFeO(111)層が低被覆率領域における高圧酸化に対してかなり安定であることを示したが,準単分子層被覆率での実質的な再構成を起こし,そのため,不完全構造をもたらした。Au(111)およびPt(111)担持FeO(111)膜に関して観察された構造-反応性関係の比較は,反応性に及ぼす金属担体の複雑な役割を明らかにした。Pt(111)表面との強い相互作用は,活性酸化物相のための平面FeO(111)由来の構造を安定化させるが,より弱く相互作用するAu(111)表面の場合には,反応雰囲気が酸化鉄の熱力学的相図によって支配される構造変態を誘導する,前駆体としての高密度FeO(111)膜をもつことが重要と考えられる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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貴金属触媒 
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