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J-GLOBAL ID:201702290396940292   整理番号:17A1182963

炭素構造と鉱物組成の影響を受けたバイオチャーに対するカルバマゼピンの速い吸着と遅い吸着【Powered by NICT】

Fast and slow adsorption of carbamazepine on biochar as affected by carbon structure and mineral composition
著者 (5件):
資料名:
巻: 579  ページ: 598-605  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高速吸着とイオン性有機汚染物質(IOC)の遅い吸着に及ぼす炭素構造と鉱物組成バイオチャーの影響はまだ不明である。本研究では,吸着質としてカルバマゼピン(CBZ),種々の炭化温度で生産されたピーナッツ殻派生バイオチャー,および吸着剤として対応する酸洗浄したバイオチャーを使用し,炭素構造と鉱物組成バイオチャーの影響下にある吸着動力学を調べた。非晶質(ルーズ)炭素へのCBZの吸着は芳香族(凝縮)炭素よりも低かったが,前者は主としてCBZの速い吸着に寄与した。疎水性相互作用とπ π相互作用がバイオチャーへのCBZの主な吸着機構と思われる。CBZ急速と遅速吸着画分(f_fast/f_は遅い)比は,バイオチャーの酸洗浄処理後有意に減少した。X線回折及びFourier変換赤外スペクトルを,CaCO_3,KAlO_2,石英を含む鉱物であった鉱物の表面へのCBZと-OH間の水素結合によるCBZの速い吸着に関与すると思われることを示した。これらの結果は,バイオチャー改質土壌におけるIOCの環境リスクの環境挙動と予測のより良い理解のために有用である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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環境問題  ,  粒状物調査測定 
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