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J-GLOBAL ID:201702290400947249   整理番号:17A0402307

選択された遷移金属塩化物の存在下におけるヤシ殻からの水熱液化生成物の特性化【Powered by NICT】

Characterization of hydrothermal liquefaction products from coconut shell in the presence of selected transition metal chlorides
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  ページ: 415-421  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヤシ殻(CCNS)の亜臨界水熱液化(HTL)は,高圧(~22MPa)とN_2雰囲気下で遷移金属塩化物(ZnCl_2,CuCl_2,NiCl_2)の存在下で種々の温度(240、270、300、および330°C)で回分反応器で行った。粗油(HTL油),チャー,水溶性画分(WSF)を含む必須HTL生成物の質量バランスと性質を調べた。HTL油の収率は温度上昇と共に増加し,13.9wt%の最高収率は300°Cで得られた。HTL油の含水量と全酸価(TAN)は3.0 9.6%及び98 190mg KOH/gの範囲であった。遷移金属塩化物(2.5 10.0%(w/w))を触媒として添加し,HTL油収率は高い金属用量で有意に減少した。ガス,WSF,チャーの量は遷移金属の種類により多様性を示した。遷移金属の添加なしにHTL油の物理化学的特徴と比較して,水含有量が11.8%まで(10.0%CuCl_2)を増加させたが,TANは減少した。セルロースの主な分解生成物,レブリン酸(LA)とγ-バレロラクトン(GVL)は一般的にHTL油で検出された。CuCl_2で得られたHTL油は比較的低いGVL収率とZnCl_2とNiCl_2で得られたHTL油と比較して高いLA収率を示した。モデル化合物(セルロース)を用いた実験は,暫定的にGVLへのLAの水素化/脱水は酸性水熱条件下でCuCl_2からイオン化Cu~2+による破壊であることを確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材化学  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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