抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;胎児の中大脳動脈(MCA)の血流速度と胎児α-サラセミアの関係を研究する。方法;2013年1月から2015年12月にかけて、当院の妊娠期産前検査と胎児の地中海貧血のリスクを有する患者45例を選択し、羊水穿刺術或いは臍帯血穿刺術による遺伝子の診断を行い、臍帯血穿刺を行い、胎児ヘモグロビン(Hb)の測定を行った。通常の胎児の二次元およびカラードプラ超音波検査とMCA-収縮期ピーク血流速度(PSV)の測定を行い、HbとMCA-PSVはすべて中央値の倍数(MOM)で表した。結果;正常な胎児と比較して,α-サラセミア胎児におけるMCA-PSVの異常値は有意に増加し(P<0.05),α-サラセミア胎児におけるMCA-PSVの値は,中等度および軽度のものより高かった(P<0.05)。しかしながら,MCA-PSVは,妊娠週の増加とともに増加し(r=0.9733,P<0.05),MCA-PSVは,変数(a),妊娠週(P)の独立変数(b)として,有意に相関していた(r=0.9733,P<0.05)。結果により、両者は線形関係にあることが分かった。a=1.986b+10.217(a単位はcm/s、b単位は週)で、MCA-PSVはα-サラセミアを測定する敏感性と特異性はそれぞれ84.8%と89.7%であった。出産前と分娩後に確定診断されたα-サラセミアに対して29例があり、その中のMCA-PSV異常は15例で、陽性率は51.7%(15/29)であった;5例は胎児ヘモグロビンH病であり、MCA-PSV異常は1例で、陽性率は20.0%(1/5)であった。結論;MCA収縮期ピーク血流速度(PSV)は胎児α-サラセミアの予測と診断に重要な参考価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】