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J-GLOBAL ID:201702290524543825   整理番号:17A1702935

Ki-67の高発現は局所的に進行した上咽頭癌における予後不良指標で作用する【Powered by NICT】

High expression of Ki-67 acts a poor prognosis indicator in locally advanced nasopharyngeal carcinoma
著者 (9件):
資料名:
巻: 494  号: 1-2  ページ: 390-396  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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鼻咽頭癌(NPC)は一般的な頭部と西欧諸国と比較して中国南部及び東南アジアにおける頚部悪性腫瘍である。NPCに対する標準治療は放射線治療である。しかし,放射線抵抗性は満足すべき処理に重大な障害となっている,放射線による治療後の患者における局所再発や遠隔転移を引き起こす可能性がある。Central South UniversityのXiangya病院における2008年8月と2012年1月間の強度変調放射線治療(IMRT)を受けた108NPC患者(7th AJCC III IVa)を検討した。放射線治療後の腫瘍サイズの60%以上の狭窄を有する九十八患者は放射線感受性と考えられた,放射線治療後の腫瘍サイズの<40%減少した十名の患者は放射線抵抗性と考えられた。免疫組織化学を用いて,放射線抵抗性および放射線感受性患者におけるKi-67の高発現率は80.0%と42.6%であり,差は統計的に有意であった(p=0.025)ことを見出した。Ki-67の低および高発現患者における5年間の進展フリー生存率は70.7%と48.0%であり,差は統計的に有意であった(p=0.0008)。多変量Cox回帰分析は,Ki-67の高発現は鼻咽頭癌患者[ハザード比(95% CI),2.098(1.101, 3.996);P=0.024]での独立の負の予後因子であることを同定した。これらの結果は,Ki-67の高発現は放射線耐性に寄与し,局所的に進行した上咽頭癌患者における予後不良指標を作用することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞構成体の機能 
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