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J-GLOBAL ID：201702290542135269   整理番号：17A0562479

大規模流動解析on HPC 冬季日本海上収束帯に伴うメソスケール気象現象の高解像度シミュレーション

著者 (4件)： 吉岡真由美 (情報通信研究機構 オープンイノベーション推進本部 ソーシャルイノベーションユニット 総合テストベッド研究開発推進セ) ,  吉岡真由美 (名古屋大 宇宙地球環境研) ,  加藤雅也 (名古屋大 宇宙地球環境研) ,  田井わか (日本無線)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 81  号： 5  ページ： 250-253  発行年： 2017年05月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年1月の日本海の気象状況と筋状雲の収束帯から発生する渦状擾乱に関する大規模シミュレーションについて紹介した。使用したモデルは非静力学系の数値モデルで,3次元座標系を採用し,N-S運動方程式と熱力学と圧縮系の方程式で記述する。また,大気中の水は雲微物理過程で計算する。有限差分法で離散化し,並列計算を行う。渦状擾乱の発生と強化の過程や上陸した際に突風を発生したことを再現できた。

シソーラス用語： *日本海 ,  *海洋気象 ,  異常気象 ,  流動解析 ,  計算機シミュレーション ,  スーパコンピュータ ,  雲形成 ,  巻雲 ,  乱流 ,  Navier-Stokes方程式 ,  微物理 ,  差分法 ,  離散系 ,  並列処理 ,  突風

分類 (2件)： 気象力学,地球流体力学  (DC05050V) ,  不均質流  (BC02060J)

引用文献 (11件)：

• Orlanski, I. : Bull. Amer. Meteor. Soc., 56(5), 527-530(1975)
• Tsuboki, K and A. Sakakibara : High Performance Computing, pp.243-259, Springer, Berlin/Heidelberg, Germany (2002)
• Tsuboki, K.: High Resolution Numerical Modelling of the Atmosphere and Ocean, pp.141-156, Springer, New York, USA (2007)
• Tsuboki, K. and A. Sakakibara : Numerical prediction of high-impact weather systems, The Textbook for Seventeenth IHP Training Course in 2007, p.281, Nagoya, Japan (2007)
• 斉藤和雄:非静力学モデルの分類,気象研究ノート,196,19-35(1999)

タイトルに関連する用語 (11件)： 動解析 ,  HPC ,  冬季 ,  日本 ,  海上 ,  収束 ,  メソスケール ,  気象 ,  現象 ,  高解像度 ,  シミュレーション