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J-GLOBAL ID:201702290560436829   整理番号:17A0561969

上皮性卵巣癌における神経成長因子(NGF)とmiRNAの役割

Role of Nerve Growth Factor (NGF) and miRNAs in Epithelial Ovarian Cancer
著者 (11件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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卵巣癌は世界中で8番目に一般的な女性の癌であり上皮性卵巣癌(EOC)は症例の90%に相当する。神経成長因子(NGF)とその高親和性受容体チロシンキナーゼA受容体(TRKA)はEOCを含む幾つかの型の癌の発生と関連する。NGFおよびTRKAの両方のレベルは,この病理において上昇する。EOCは高い血管新生を呈し,幾つかの分子がこのプロセスを誘導することが報告されている。NGFは内皮細胞上のそのTRKA受容体を通じて,また血管内皮増殖因子の発現誘導により間接的に,血管新生を増す。NGFが制御する他の分子は,シクロオキシゲナーゼ2,ディスインテグリンおよびメタロプロテイナーゼドメイン含有タンパク質17(ADAM17)およびカルレティキュリン(CRT)を含み,これらのタンパク質はEOCの進行に必要な非常に重要なプロセスに関与する。これらの分子は,NGFが調節するかもしれないマイクロRNA調節を通じて調整されるかもしれない。マイクロRNAは最も幅広い非コードRNAのファミリーである。それらはmRNAの3′UTRに結合し,それらの翻訳を阻害し,脱アデニル化し,あるいはそれらを分解する。EOCにおいて,miR-200ファミリー,クラスター-17-92,およびmiR-23bなどの変化を含む,マイクロRNA発現の脱調節が記述されている。病理におけるNGF-マイクロRNA関連は研究されていないので,本総説は,幾つかのマイクロRNAがNGF/TRKA活性化と関連死,EOC進行に必要なタンパク質レベルを調整するかもしれないことを提唱する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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泌尿生殖器の腫よう  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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