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J-GLOBAL ID：201702290591763668   整理番号：17A1429986

エフェクターは有益な相互作用を促進するか【Powered by NICT】

How effectors promote beneficial interactions

著者 (2件)： Miwa Hiroki (Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, 3-5-8 Saiwaicho, Fuchu, Tokyo 183-8509, Japan) ,  Okazaki Shin (Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, 3-5-8 Saiwaicho, Fuchu, Tokyo 183-8509, Japan)
資料名： Current Opinion in Plant Biology  (Current Opinion in Plant Biology)
巻： 38  ページ： 148-154  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1120A  ISSN： 1369-5266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 根粒菌のような有益微生物は宿主の細胞質に分泌されるエフェクター蛋白質を有し,それによって宿主シグナル伝達経路を調節する。これらのエフェクタの中で,根粒菌の3型分泌エフェクター(T3Es)は窒素固定根粒共生を促進し,宿主防御を抑制し,直接共生に関連したプロセスの活性化に役割を果たしている。根粒菌はMAPKカスケードを標的化するような,宿主防御を抑制する病原性細菌と同じ戦略を使用する。さらに,根粒菌T3EはNod因子シグナル伝達,Nod因子認識を回避することを直接活性化して根粒共生を促進することができる。感染を促進し,宿主の生存を維持するために有益な微生物により採用された様々な戦略は,植物内部共生のために重要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 微生物 ,  分泌 ,  細胞質 ,  窒素固定 ,  相互作用 ,  *根粒 ,  根粒菌属 ,  ターゲティング ,  共生
準シソーラス用語： 内部共生 ,  Nod因子 ,  起因菌 ,  伝達経路 ,  エフェクタ蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： エフェクター ,  相互作用 ,  促進