文献
J-GLOBAL ID:201702290594256559   整理番号:17A0045709

Benzovindiflupyrを含むSDHI系殺かび剤のColletotrichum属に対する効果

Efficacy of SDHI fungicides, including benzovindiflupyr, against Colletotrichum species
著者 (7件):
資料名:
巻: 72  号: 10  ページ: 1844-1853  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景。Colletotrichum属は多くの植物や作物に炭疽病を発症させる。最近,新世代のコハク酸デヒドロゲナーゼ阻害剤(SDHI)が開発された。本研究では,Colletotrichum属に対する5種類のSDHI系殺かび剤の阻害活性を調べた。結果。YBA寒天培地では,C.gloeosporioides,C.acutatum,C.cereale,およびC.orbiculareはボスカリド,フルキサピロキサド,およびフルオピラムに感受性がなかった(自然耐性)。それに対して,C.orbiculareを除く3種類の菌は,ペンチオピラドに対して比較的高い感受性があった。興味あることに,benzovindiflupyrはこれらすべての菌に最も高い阻害活性があった。benzovindiflupyrは,リンゴとモモの果実におけるC.gloeosporioidesとC.acutatum,並びにC.orbiculareを植菌したキュウリ植物体に効果があった。殺かび剤の標的であるコハク酸デヒドロゲナーゼのサブユニットをエンコードするsdhB,sdhC,およびsdhDの遺伝子配列を決定したが,多型性が高いにもかかわらず,Colletotrichum属には明白な耐性を示す変異体は存在しなかった。結論。これは,Colletotrichum属に対するbenzovindiflupyrの活性に関する最初の報告である。benzovindiflupyrのColletotrichum属に対する活性におけるスペクトルの広さは,広範な作物における種々の植物病原菌に対する病害防除法の計画を立てる上で有用なようである。Colletotrichum属のSDHI系殺かび剤へのさまざまな感受性には,殺かび剤の標的改変以外の機構が関与するようである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物に対する農薬  ,  果樹 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る