文献
J-GLOBAL ID:201702290623648598   整理番号:17A1004360

繊維補強セメント系基材で補強された組積壁の斜め剪断および面外曲げ強度

Diagonal Shear and Out-of-Plane Flexural Strength of Fabric-Reinforced Cementitious Matrix-Strengthened Masonry Walletes
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 04017016.1-04017016.13  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: W0919A  ISSN: 1090-0268  CODEN: JCCOF2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
15体の1/2スケールの繊維補強セメント系基材(FRCM)で補強されたれんが壁の斜め剪断試験,れんが接合面に平行な曲げ試験,れんが接合面に垂直な曲げ試験を行った。FRCM補強は次の2通りとした。直接(D):下地面にセメントペーストを塗った上にFRCMを配置,その上に6mm厚のモルタルを塗る。サンドイッチ(S):下地面にセメントペーストを塗った上に2mm厚のモルタルを塗る。FRCMを配置,その上に4mm厚さのモルタルを塗る。FRCMの4周にはメッシュの細かなエッジシートを貼った。一部の試験体にはボルトによるアンカー(A)も設けた。各試験に用いた試験体は5種類となる。(C:無補強,DーN(アンケ-無し),D-A,S-N,S-A)試験の結果,以下のようなことが分かった。1)FRCM補強をしても斜め剪断強度は増加しなかったが,脆性破壊は減少し,変形性能は大きく改善された。2)縁に設けたアンカーはクラック幅を小さくし,ピーク後の強度の劣化を軽減する。3)FRCM補強は面外曲げに対しては効果的で曲げ強度と靭性を大きく増加させる。平均曲げ強度はれんが接合面に平行,垂直な曲げに対し無補強壁のそれぞれ2.0,1.4倍になる。靭性指数も同様に7.8,11.0倍になる。4)アンカーは広いクラック幅を支持し,大きなエネルギーを吸収し,壊れた破片を保持して急激な破壊を防ぐ。5)FRCMの施工方法DとSは同様な荷重-変形挙動を示したが,Dの方が施工が簡単なので好ましい。強度評価のための解析モデルは実験結果に対してやや安全側だった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
壁  ,  その他の構造材料による構造 

前のページに戻る