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J-GLOBAL ID：201702290623650683   整理番号：17A1418832

シロカモメにおける甲状腺ホルモンに対する有機ハロゲン化合物の異なる効果【Powered by NICT】

Dissimilar effects of organohalogenated compounds on thyroid hormones in glaucous gulls

著者 (6件)： Melnes Marte (Department of Biology, Norwegian University of Science and Technology, NO-7491 Trondheim, Norway) ,  Gabrielsen Geir W. (Norwegian Polar Institute, Fram Centre, NO-9296 Tromso, Norway) ,  Herzke Dorte (Norwegian Institute for Air Research, Fram Centre, NO-9296 Tromso, Norway) ,  Sagerup Kjetil (Akvaplan-niva, Fram Centre, NO-9296 Tromso, Norway) ,  Jenssen Bjorn Munro (Department of Biology, Norwegian University of Science and Technology, NO-7491 Trondheim, Norway) ,  Jenssen Bjorn Munro (Department of Arctic Technology, University Centre in Svalbard, NO 9171 Longyearbyen, Norway)
資料名： Environmental Research  (Environmental Research)
巻： 158  ページ： 350-357  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0574A  ISSN： 0013-9351  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シロカモメ(Larus hyperboreus)は北極の最上位捕食者の多くは,甲状腺ホルモン(TH)系を妨げる有機ハロゲン汚染物質(OHCs)の混合物の高レベルに曝露された捕捉剤である。本研究では,それらの血漿TH濃度に及ぼすシロカモメのプラズマ中の塩素化,臭素化およびペルフルオロ有機化合物の混合物の潜在的組合せ影響を調べるために統計的モデリングを適用した。女性では,いくつかの有機塩素化合物(OCs)と遊離チロキシン(FT4)およびトリヨードチロニン(FT3)との間に有意な負の関係,FT4およびFT3に付加的な負の影響を示した。しかし,これら女性では,ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とFT3との間に有意な正の相関があった。いくつかのOCsとFT3との間の逆関係とPFOSとFT3間の対照的な正の相関は,OHCsのこれら二群は,雌シロカモメにおけるFT3の異種及び拮抗作用を持つ可能性があることを示した。雄では,OHCsとTHの間に関連はなかった。OHCsは付加的及び拮抗的効果の両方を含む複雑な様式でTHに影響する野生生物における甲状腺撹乱化学物質の全体的な機能的効果を解釈の挑戦に加えた。しかし,実験的研究は,そのような影響を確認または証明するために必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 血漿 ,  化学物質 ,  捕食者 ,  拮抗作用 ,  *甲状腺ホルモン ,  女性 ,  汚染物質 ,  野生生物 ,  塩素化 ,  *有機ハロゲン化合物 ,  スカベンジャー ,  *甲状腺 ,  臭素化
準シソーラス用語： 遊離トリヨードチロニン ,  遊離チロキシン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 北極 ,  スバールバル諸島 ,  汚染 ,  添加効果 ,  きっ抗作用 ,  TDC

分類 (2件)： 環境汚染一般  (SB01000C) ,  疫学  (GB03000E)

タイトルに関連する用語 (2件)： 甲状腺ホルモン ,  有機ハロゲン化合物