抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】終末期腎臓病(ESRD)患者におけるCD+4CDnull28Tリンパ球サブセットの割合と生体内微小炎症状態および左心室肥大(LVH)との関係を検討する。方法:ESRD患者90例を研究対象とし、その中に非透析患者(CKD5期群)60例、透析患者(CKD5D期群)30例を選択した。30例の健康診断者を対照群とした。すべての入選者の臨床と通常の実験室検査資料を収集し、Tリンパ細胞亜群の割合を測定し、同時に心臓超音波検査を行った。結果:(1)CKD5期群とCKD5D期群の超高感度C反応性タンパク質レベル、CD+4CDnull28T細胞の割合はいずれも健康対照群より明らかに高かった(F=14.887、9.659、いずれもP<0.05)。(2)90例のESRD患者において、CKD5期群患者のLVH発生率は76.67%で、CKD5D期群患者のLVH発生率は86.67%であった。(3)二変量相関分析は,以下を示した。CKD患者におけるLVMIは,高血圧症の発症時間,収縮期血圧,血中リン,lg(CRP+1),lgiPTH,lg(CD+4CDnull28+1)と正の相関があった(r=0.332,0.291,0.269,0.310,0.304,0.396,すべてP<0.05)。HbとHbの間に負の相関があった(r=-0.285,P<0.05)。多変量線形回帰分析によると、lg(CD+4CDnull28+1)、高血圧の罹病時間はCKD5期群患者のLVHの独立危険因子である(F=6.589、P<0.000)。結論 ESRD未透析患者と維持性透析患者は普遍的にCRPレベルの上昇とLVH及びCD+4CDnull28T細胞の増加が存在する。ESRD未透析患者のLVHに密接に関連する因子は高血圧、貧血、リン代謝障害、続発性副甲状腺機能亢進、微小炎症状態とCD+4CDnull28T細胞、CD+4CDnull28T細胞はESRD未透析患者のLVHにおいて作用する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】