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J-GLOBAL ID：201702290669288098   整理番号：17A0844347

関東の農業農村整備-3 丹沢大山の自然再生,地域再生

著者 (4件)： 糸長浩司 (日本大 生物資源科学) ,  藤沢直樹 (日本大 生物資源科学) ,  伊藤秀之 (協振技建) ,  高橋明日香 (アトリエデフ)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 85  号： 7  ページ： 645-648  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 神奈川県の北西部に位置し水源地域でもある丹沢大山地域は,国定公園,県立自然公園を抱え,自然体験,里山体験ができる貴重な首都圏の農山村地域である。自然破壊,鳥獣被害,地域課題などを総合調査し,1)ブナ林の衰退,2)人工林の劣化,3)ニホンジカの影響,4)希少種の減少,5)移入種の増加,6)渓流生態系の悪化,7)自然公園過剰利用,8)地域の自立的再生の8課題を提示し,再生の基本構想を設定し,その解決活動母体として「丹沢大山自然再生委員会」を設置し10年以上の活動が進められている。これは日本でも先進的モデル的総合的な自然再生プロジェクトとして高く評価されている。総合調査当初から深く関わる研究室からの具体的な活動報告である。(著者抄録)

シソーラス用語： 神奈川県 ,  *山岳地 ,  水源 ,  森林 ,  集落 ,  鳥獣害 ,  人工林 ,  ニホンジカ ,  広葉樹林 ,  落葉樹林 ,  *地域 ,  *再生 ,  調査 ,  ブナ林 ,  *自然再生 ,  水源林 ,  *地域再生 ,  農山村 ,  里山
準シソーラス用語： 自然破壊 ,  総合調査 ,  *丹沢大山

分類 (1件)： 森林経営・経理  (FF01030I)

引用文献 (6件)：

• 丹沢大山総合調査団:アトラス丹沢第一集(2005)・第二集(2006)
• 丹沢大山総合調査実行委員会:丹沢大山自然再生構想-人も自然もいきいき「丹沢再生」(2006)
• 木平勇吉,勝山輝男,糸長浩司,藤沢直樹ほか:丹沢の自然再生,日本林業調査会(2012)
• 丹沢大山自然再生委員会:ホームページ, http://www.tanzawasaisei.jp/
• 伊藤秀之,藤沢直樹,糸長浩司,高橋明日香:丹沢大山山地における里山再生団体への大学の支援-NPO法人四十八瀬川自然村を事例として-,2015日本建築学会(関東)学術講演会(2015)

タイトルに関連する用語 (5件)： 農業農村整備 ,  丹沢 ,  大山 ,  自然再生 ,  地域再生