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J-GLOBAL ID：201702290681958733   整理番号：17A1277775

高分子クラウディングのモデルポリマー-コロイド系におけるクラウダー電荷の影響: ポリマー構造及び動力学

The effect of crowder charge in a model polymer-colloid system for macromolecular crowding: Polymer structure and dynamics

著者 (5件)： Palit Swomitra (Department of Physics and Physical Oceanography, Memorial University, St. John’s, Newfoundland and Labrador A1B3X7, Canada) ,  He Lilin (Biology and Soft Matter Division, Neutron Sciences Directorate, Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, Tennessee 37831, USA) ,  Hamilton William A. (Instrument and Source Division, Neutron Sciences Directorate, Oak Ridge National Laboratory, Oak Ridge, Tennessee 37831, USA) ,  Yethiraj Arun (Department of Chemistry, University of Wisconsin, Madison, Wisconsin 53706, USA) ,  Yethiraj Anand (Department of Physics and Physical Oceanography, Memorial University, St. John’s, Newfoundland and Labrador A1B3X7, Canada)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 11  ページ： 114902-114902-9  発行年： 2017年09月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,ポリマーサイズ及びクラウダーサイズが同等な場合,ポリマー高分子(ポリエチレングリコール)-ナノ粒子クラウダー(ポリスクロース,Ficoll70)モデル系における体積粘度測定に加えて,小角中性子散乱により調査した高分子構造に及ぼすクラウダー粒子電荷の影響,またパルス磁場勾配NMRにより調査した並進動力学を研究した。比較的低い充填率でポリマー動力学に及ぼすクラウダー電荷の穏やかな影響はあるが,分子クラウディングの限界を表す高い充填率ではごくわずかな影響しかない。著者らは,高分子移動度の様々な測定によりクラウディング極限での屈曲性ポリマーの移動度が,同じサイズにもかかわらずコンパクト球状クラウダーより10-100倍大きいことがわかり,屈曲性ポリマー鎖がクラウダーの隙間から押し込むように入ることができることを意味している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *分子構造 ,  並進 ,  体積粘度 ,  小角中性子散乱 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  自己拡散 ,  屈曲性重合体 ,  高分子鎖 ,  ポリエチレンオキシド ,  ナノ粒子 ,  電荷 ,  排除体積効果 ,  並進エネルギー ,  *分子運動
準シソーラス用語： *高分子構造 ,  *並進運動 ,  パルス磁場勾配NMR ,  Stokes-Einstein関係

分類 (2件)： 生体物質一般  (EB02010G) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 分子クラウディング ,  モデル ,  ポリマー ,  コロイド ,  電荷 ,  ポリマー構造 ,  動力学