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J-GLOBAL ID:201702290703340526   整理番号:17A1241258

原因不明の再発性自然流産患者の絨毛におけるWNT2の発現減少はダウンレギュレーションWnt/β-カテニンシグナル伝達経路を介して栄養膜細胞機能不全を引き起こす可能性がある【Powered by NICT】

Decreased expression of WNT2 in villi of unexplained recurrent spontaneous abortion patients may cause trophoblast cell dysfunction via downregulated Wnt/β-catenin signaling pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 898-907  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0950A  ISSN: 1065-6995  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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WNT2は,胎盤発生,特に胎盤の適切な血管新生に対して重要であることが報告されている。しかし,妊娠初期栄養膜細胞におけるその正確な役割はまだ知られていない。原因不明の再発性自然流産のじゅう毛組織におけるWNT2発現(URSA)患者は,ウエスタンブロットにより健康な女性のそれと比較した。HTR-8/SVneo栄養芽層細胞におけるWNT2の機能は過剰発現とshRNAノックダウンを介して細胞WNT2レベルを変化させることにより評価した。栄養膜細胞におけるWNT2の効果の分子機構を調べた。Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路とWNT2の会合は,ウエスタンブロットおよび免疫蛍光により検討した。結果はWNT2蛋白質発現は対照群と比較してURSA群のじゅう毛で有意に減少したことを示した。in vitro研究は,WNT2はWnt/β-カテニンシグナル伝達経路の活性化を介してヒト栄養膜細胞増殖と遊走を促進することを示した。WNT2のノックダウンにより,栄養芽層細胞の増殖と移動を有意に抑制した。結論として,本研究はWNT2は栄養芽層機能において重要な役割を果たすことを示した。WNT2不全はWnt/β-カテニンシグナル伝達経路のダウンレギュレーションを介して障害栄養芽細胞増殖と移動を引き起こす可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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婦人科・産科の基礎医学  ,  遺伝子発現 
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