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J-GLOBAL ID：201702290735505860   整理番号：17A1076898

Gd₂Hf_2-xTi_xO₇系のメカノ化学合成,結晶構造とイオン伝導

Mechanochemical synthesis, crystal structure and ion conduction in the Gd₂Hf_2-xTi_xO₇ system

著者 (5件)： CEPEDA-SANCHEZ Nayeli M. (Cinvestav Unidad Saltillo, Coahuila, MEX) ,  DIAZ-GUILLEN Jose A. (Instituto Tecnologico de Saltillo, Coahuila, MEX) ,  MACZKA Miroslaw (Inst. of Low Temperature and Structure Res., Polish Acad. of Sci., Wroclaw, POL) ,  AMADOR Ulises (Universidad San Pablo-CEU, Madrid, ESP) ,  FUENTES Antonio F. (Cinvestav Unidad Saltillo, Coahuila, MEX)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 20  ページ： 11933-11946  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規イオン伝導体であるGd₂(Hf_2-xTi_x)₂О₇系(x=0~2)をメカノ化学法で合成しその構造特性と電気特性を調べた。基本組成の酸化物を化学量論比でボールミルを用い室温で混合した。X線回折によれば合成まま粉末は期待されたパイロクロア状原子秩序ではなく無秩序蛍石状構造で結晶化した。Ti含有量増加がミル後の高温熱処理で熱力学的に安定なパイロクロア状構造への相転移を促進し,全試料が1500°Cでパイロクロア構造を示した。高Hf試料は約1eV程度の活性化エネルギーとx=0.4で700°Cのピーク伝導率となるイオン伝導特性を示した。また伝導率は800°Cで約10^-2S・cm^-1,1000°Cで約10^-1S・cm^-1であった。本研究により非常に高耐火性の材料を室温で元素酸化物間のメカノ化学反応を介して首尾よく合成できることが示された。

シソーラス用語： ガドリニウム化合物 ,  *ハフニウム化合物 ,  *メカノ化学 ,  *固相反応 ,  結晶構造 ,  *イオン伝導 ,  導体 ,  化学量論 ,  ボールミル ,  蛍石型結晶 ,  結晶化 ,  後熱処理 ,  温度依存性 ,  相変態 ,  活性化エネルギー ,  電気伝導率 ,  耐火性 ,  チタン化合物 ,  金属酸化物
準シソーラス用語： イオン伝導体 ,  *メカノ化学合成 ,  含有量依存性 ,  固相転移

分類 (2件)： その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O) ,  粉末製造  (WC02020M)

タイトルに関連する用語 (3件)： メカノ化学合成 ,  結晶構造 ,  イオン伝導