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J-GLOBAL ID:201702290762674332   整理番号:17A1906658

イネばか苗病制御技術の開発(3)本田におけるばか苗病の発生推移

Development of the method of control of Bakanae disease (3): Transition of Bakanae disease in paddies
著者 (2件):
資料名:
巻:ページ: 153-157 (WEB ONLY)  発行年: 2017年09月30日 
JST資料番号: U0770A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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イネばか苗病は,Fusarium fujikuroi(イネばか苗病菌)によって引き起こされる種子伝染性のイネの重要病害の一つである。本病感染による収量の大幅な低減が認められないため,本田防除剤の開発は行われてこなかったが,種子生産圃場では,健全種子を供給する必要があるため,周辺圃場でばか苗病が発病した際は,発病株を抜き取ることによって,周辺圃場の健全化を図っている。抜き取りは本病の最盛期に行う必要があるが,菌株間や年次間で,発病推移に違いがあるかどうかについての詳細な報告はない。そこで,2014年から2016年にかけて発病苗を本田に移植して,発病推移を調査した。その結果,発病最盛期は6月下旬で,菌株による感染率に大きな違いは認められなかった。一方,枯死苗は7月下旬にかけて増加したが,枯死苗率は菌株間で異なり,病原性については菌株間で違いがあることが明らかとなった。菌株間の病原性の差異と薬剤感受性の間に関係性は認められなかった。以上の結果から,種子生産圃場周辺でのばか苗病発生調査および抜き取り適期は,本病の最盛期で胞子を形成した枯死苗の発生が少ない,6月下旬であることが明らかとなった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  菌類による植物病害 
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