文献

J-GLOBAL ID：201702290767099464   整理番号：17A0651228

接着法を併用したより経済的な摩擦撹拌溶接

Wirtschaftlicheres Ruehrreibschweissen durch den zusaetzlichen Einsatz von Klebtechnik

著者 (3件)： NAUMOV Andreas ,  SCHIEBAHN Alexander ,  REISGEN Uwe
資料名： Schweissen und Schneiden  (Schweissen und Schneiden)
巻： 69  号： 4  ページ： 200-204  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0068A  ISSN： 0036-7184  CODEN： SCSCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： ドイツ語 (DE)

抄録/ポイント： 摩擦撹拌溶接のための接合部材の組立に機械的冶具を使用すると,部材形状も考慮して作業が煩雑であり作業時間もかかり経済的に不利である。この対策として溶接前の部材を接着により固定した継手を作製し,その後に摩擦撹拌溶接する方式を開発した。アクリル系の種々の接着剤を0.05~0.25mm厚に塗布した重ね継手を摩擦撹拌溶接して剪断強さ及び疲れ強さを評価した。剥離後及び腐食試験後の界面の状態も観察した。接着剤は溶接時の熱の影響で軟化したが摩擦撹拌溶接部の接合状態は健全であり,光学顕微鏡及びSEMでは接合部に接着剤残渣は認められなかった。疲れ試験では接着剤を使用した方が疲れ強さが向上し,腐食試験でも溶接部近傍の界面腐食が抑制された。

シソーラス用語： *ハイブリッド方式 ,  *摩擦撹拌溶接 ,  *接着 ,  *組立工程 ,  アクリル樹脂 ,  合成樹脂接着剤 ,  *前処理 ,  *強度 ,  剪断強さ ,  疲れ強さ ,  溶接部 ,  耐食性 ,  *溶接継手 ,  *原価低減
準シソーラス用語： *継手強度

分類 (2件)： 溶接技術  (WC07030G) ,  溶接部  (WC07100I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 接着法 ,  併用 ,  経済 ,  摩擦撹拌溶接