文献

J-GLOBAL ID：201702290802550531   整理番号：17A1627020

ゼブラフィッシュ(Danio rerio)細胞,はいおよび稚魚に対する銅酸化物ナノ粒子と銅イオンの影響【Powered by NICT】

Effects of copper oxide nanoparticles and copper ions to zebrafish (Danio rerio) cells, embryos and fry

著者 (4件)： Thit Amalie (Department of Science and Environment, Roskilde University, Roskilde, Denmark) ,  Skjolding Lars M. (Department of Environmental Engineering, Technical University of Denmark, Kgs. Lyngby, Denmark) ,  Selck Henriette (Department of Science and Environment, Roskilde University, Roskilde, Denmark) ,  Sturve Joachim (Department of Biological and Environmental Sciences, University of Gothenburg, Gothenburg, Sweden)
資料名： Toxicology in Vitro  (Toxicology in Vitro)
巻： 45  号： P1  ページ： 89-100  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0472A  ISSN： 0887-2333  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工金属ナノ粒子(NP)の使用は連続的に増加しており,その毒性に関する情報が必要である。本研究では,三つのゼブラフィッシュモデル系におけるイオンCuとCuO NPの毒性を比較した;ゼブラフィッシュ肝細胞癌細胞株(ZFL),魚胚毒性試験(FET)と稚魚移動。ZFL試験では,有意な細胞毒性(細胞死,代謝または細胞膜の完全性を減少させなかった)は,いずれの処理で検出された,両者は反応性酸素種(ROS)産生に有意な影響を及ぼした。胚死亡率は類似の濃度-応答関係を有するCuイオンとCuO NPsの両者によって影響され,Cuイオンは稚魚死亡率(Cuイオンと著明な死亡率のための24H LC_50≒30μM,≒2mgCuL~( 1)はCuO NPに対する200μM,12.7までmgCuL~( 1)で観察されなかった)に影響され,一方のみであった。両Cu型は光サイクル中の稚魚遊泳活動を増加させ,暗サイクルの間活性を低下させた:CuイオンはCuO NPsよりも低い濃度で大きな影響を与えた。意味はCuイオンは一般的にCuO NPsよりももっと有毒胚と稚魚に対することであるが,異なるゼブラフィッシュモデル系間の毒性に顕著な差がある。環境への金属ナノ粒子放出は,魚類や他の水生生物に悪影響を及ぼす可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *銅 ,  *ナノ粒子 ,  細胞死 ,  *稚魚 ,  死亡率 ,  細胞毒性 ,  酸化第二銅 ,  代謝 ,  *イオン ,  *ゼブラフィッシュ ,  肝細胞 ,  細胞膜
準シソーラス用語： 発生毒性 ,  金属ナノ粒子 ,  *銅イオン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 生物学的構成 ,  細胞ライン ,  CuO ,  胚 ,  金属 ,  Cytotoxicity

分類 (1件)： 金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V)

タイトルに関連する用語 (7件)： ゼブラフィッシュ ,  Danio ,  細胞 ,  稚魚 ,  銅酸化物 ,  ナノ粒子 ,  銅イオン