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J-GLOBAL ID:201702290814315960   整理番号:17A1828132

応答曲面法を用いた過酸化水素と相間移動触媒によるリシノール酸メチルエステルのエポキシ化の最適化【Powered by NICT】

Optimization of epoxidation of ricinoleic acid methyl ester by hydrogen peroxide and phase-transfer catalyst using response surface methodology
著者 (7件):
資料名:
巻: 119  号: 11  ページ: ROMBUNNO.201700185  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0531A  ISSN: 1438-7697  CODEN: EJLST  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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リシノール酸メチルエステル(RAME)のエポキシ化をジクロロエタン中で環境に優しい酸化剤(すなわち,過酸化水素)と相間移動触媒([πC_5H_5N(CH_2)15CH_3]3[PW_4O_16])を用いて調べた。応答曲面法(RSM),Box-Behnken設計に基づくを用いてプロセス変数の個別及び相互作用効果を評価し,エポキシ化反応条件を最適化した。分散分析から得られた測定(R~2=0.9544)係数は適合モデルの適合性を確認した。RSM解析結果はH_2O_2C=C結合のモル比と反応温度はRAMEエポキシドの変換に影響を及ぼす最も有意な(P<0.01)因子であることを示した。さらに,H_2O_2/C=Cモル比と触媒量間の相互作用もRAMEエポキシドの転化率に及ぼす有意な影響(P<0.05)を持っていた。RAMEのエポキシ化のための最適反応条件はH_2O_2C=C1.93:1のモル比,触媒量3.11wt%(基質:触媒モル比=207),反応温度52°C,反応時間75分,94.52%の転化率を達成することができた。過酸化水素と(πC_5H_5N[CH_2]15CH_3)3(PW_4O_16)相間移動触媒によるRAMEのエポキシ化は擬一次反応速度論に従った活性化エネルギー(E_a)約21.6kJ/molであった。反応プロセスは物質移動制御過程である。実用化:RSMはRAMEのエポキシ化を最適化するための有用な技術であることが分かった。RAMEのエポキシ化の高い転化率が(πC_5H_5N[CH_2]15CH_3)3(PW_4O_16)は上記の温和な条件下でRAMEのエポキシ化のための非常に効率的な相間移動触媒であることを示した。エポキシ化RAMEは高付加価値化粧品のためのバイオ潤滑剤,界面活性剤,バイオベースポリマー,及び界面活性化合物として使用できる可能性がある。エポキシ化リシノール酸メチルエステル(RAME)は種々の工業におけるバイオ潤滑油,バイオベースポリマー,及び界面活性剤として使用される大きな可能性を持っている。RAMEであるジクロロエタン中で環境に優しい酸化剤(過酸化水素)と相間移動触媒([p C_5H_5N(CH_2)15CH_3]3[PW_4O_16])を用いてエポキシ化。高転化率(94.52%)はエポキシ化反応変数を最適化するために応答曲面法を用いて達成した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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油脂の性質  ,  酸化,還元  ,  油脂の応用 

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