抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
二方法増幅転送(AF)衛星システムのための新しいビーム成形と組合せ方式を提案した。単一アンテナベース衛星経由の二つの多重アンテナベース地球局(ES)におけるデータの交換を行った。送信ESはデータの伝送のためのビーム成形を用い,受信ESは送信された信号を検出するための結合ベクトルを利用する。最大固有値基準を用いて,ビーム成形と組合せベクトルを計算した。衛星回線(アップリンクとダウンリンク)は影Rice(SR)フェージングであると仮定した。が独立かつ同一に分布する(i.i.d.)SRフェージングチャネルを仮定し,モーメント母関数(mgf)の発現を得るために最大固有値の確率密度関数(pdf)を導出した。M値位相シフトキーイング(MPSK)のためのスキームの記号誤り率(SER)の閉形式表現はmgfベースアプローチを用いて求めた。研究方式のダイバーシチ次数もMeijerのG関数の漸近特性を活用することにより導出した。次に,相関SRフェージングチャネルを考察し,SERとダイバーシチ次数の表式を導出した。シミュレーションにより,提案した方式は,二方向AF衛星システムにおける既存のビーム成形と組合せに基づく方式より性能が優れていることである。ダイバーシチ次数解析に基づいて,提案した方式の多様性は二ESのアンテナ数の最小に依存する線形である。さらに,相関を考慮方式のダイバーシチ次数に影響しないことをシミュレーションと解析により示した。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】