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J-GLOBAL ID：201702290838505979   整理番号：17A1838690

ベルベリンはAβによって誘導されるラットの抑うつ行動に対する緩和作用及びその関連メカニズムについての機序を検討した。【JST・京大機械翻訳】

Effects of berberine on Aβ-induced depression and its possible mechanism

著者 (5件)： Niu Yuhu (山西医科大学生物化学与分子生物学実験室,太原,030001) ,  Guo Guoying (山西医科大学生物化学与分子生物学実験室,太原,030001) ,  Gong Tao (山西医科大学生物化学与分子生物学実験室,太原,030001) ,  Zhang Dong (山西医科大学生物化学与分子生物学実験室,太原,030001) ,  Wang Huizhen (山西医科大学生物化学与分子生物学実験室,太原,030001)
資料名： Shanxiyike Daxue Xuebao  (Shanxiyike Daxue Xuebao)
巻： 48  号： 6  ページ： 519-525  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3514A  ISSN： 1007-6611  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】β-アミロイドによって誘発されたラットにおけるうつ病性不安行動に及ぼすベルベリンの側脳室内投与の効果を調査する。そして,その可能な機序を調査する。方法:60匹のラットを無作為に対照群、Aβ群、低投与量のベルベリン治療群、高用量のベルベリン治療群とフルオキセチン陽性対照群に分け、各群12匹、行動学試験によって各群のラットの抑うつ不安行為を測定し、ELISAにより血漿コルチゾールと副腎皮質の含有量を測定した。in vitroで培養した初代星状細胞を対照群、Aβ群、低用量のベルベリン群、高用量のベルベリン群とフルオキセチン陽性対照群に分け、各群の細胞上澄液の脳由来神経栄養因子、神経成長因子及びグリア由来神経栄養因子の含有量を測定した。結果:尾懸垂実験と強制水泳試験により、Aβ群は対照群ラットより活動時間が著しく減少し(P<0.001)、高用量のベルベリン治療群はAβ群より活動時間が著しく延長し(P<0.05)、低用量群とAβ群の間に有意差がなかった。ストレスの下で,Aβ群における血漿コルチゾールと副腎皮質刺激ホルモンは,対照群におけるそれらより有意に高かった(P<0.01)が,正常群におけるそれらの間には,有意差がなかった(P<0.01)ことが示されたが,それらの間には有意差はなかった。Aβ群と比較して,ベルベリン治療群における2つのホルモンのレベルは,有意に減少した(P<0.01)。対照群と比較して,Aβ群における脳由来神経栄養因子,神経成長因子,およびグリア由来神経栄養因子の分泌レベルは有意に減少した(P<0.001)が,Aβ群におけるそれらと比較して,Aβ群におけるそれらより有意に低いことが示された(P<0.001)。高用量のベルベリン治療群において、3種類の神経栄養因子の分泌レベルはいずれも顕著に増加した(P<0.05)。結論:ベルベリンはアミロイドβ蛋白質によって引き起こされる抑うつの不安を著しく緩和することができ、この緩和作用は、それに対応する刺激ホルモンの調節及びグリア細胞の神経栄養因子分泌の促進作用に関連している可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 星状細胞 ,  神経栄養因子 ,  血漿 ,  BDNF ,  副腎皮質 ,  ELISA ,  ACTH ,  うつ病 ,  アミロイドβタンパク質 ,  *治療法 ,  in vitro実験 ,  NGF【成長因子】 ,  ステロイド ,  グルココルチコイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  酸素複素環化合物 ,  ピリジニウム ,  プロトベルベリンアルカロイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 対照群 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： berberine ,  amyloid-β ,  depressive-/anxiety-like behaviors ,  brain-derived neurotrophic factor ,  nerve growth factor ,  glia-derived neurotrophic factor ,  Alzheimer’s disease

分類 (3件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  神経系の疾患  (GN03000O) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： コルチゾール ,  ベルベリン

タイトルに関連する用語 (7件)： ベルベリン ,  誘導 ,  ラット ,  抑うつ ,  行動 ,  緩和 ,  メカニズム