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J-GLOBAL ID:201702290860363349   整理番号:17A1446989

かんらん岩蛇紋岩化作用の速度論に及ぼす輝石とスピネルの影響【Powered by NICT】

Influence of pyroxene and spinel on the kinetics of peridotite serpentinization
著者 (9件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 7111-7126  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2388A  ISSN: 2169-9313  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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熱水実験は蛇紋岩化の動力学を研究するために,天然かんらん石とかんらん岩の311°C,3.0kbarで行った。結果は反応の速度は固体反応物の粒径に依存し,小さな粒径より速い反応速度をもたらすことを示した。反応の27日後,反応の程度は粒径<30μmのかんらん岩で99%であり,反応の程度は粒径100 177μmの28%であった。かんらん岩と比較して,かんらん石は非常に遅い速度で蛇紋岩化した,例えば,反応範囲の5.3%が27日後に粒径100 177μmのかんらん石,かんらん岩蛇紋岩化作用中の到達したものより約五倍低かった。このような対照的な結果は,輝石とスピネルの存在,輝石とスピネルの添加を用いた実験のための反応程度の顕著な増加によって支持される解釈によるものであった。3wt%スピネルを用いた実験で達成された反応の程度は大きく27日後に98%に増加し,かんらん石蛇紋岩化作用中の達成されたものよりはるかに高かった。これらの結果は,蛇紋岩化作用中の輝石とスピネル放出AlとCrに関係していると思われる。蛇紋石の組成によって示されるように,斜方輝石は反応範囲59%でAlの約60%を失った。AlとCrの影響はAl_2O_3とCr_2O_3粉末の添加との反応程度の顕著な増加が示唆された。天然地質環境中のかんらん石は一般的に輝石とスピネルと関連している,蛇紋岩化動力学は,以前に考えられていたよりもはるかに高速である可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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岩石成因論  ,  同位体地質学  ,  岩石圏の地球化学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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