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J-GLOBAL ID:201702290878735824   整理番号:17A1089966

Santalum album心材からの抗真菌および魚毒性セスキテルペノイド類

Antifungal and Ichthyotoxic Sesquiterpenoids from Santalum album Heartwood
著者 (9件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ビャクダン科植物Santalum album(南西インド原産)の心材由来の生物学的に活性のある天然産物の調査に関する著者らの継続的な研究において,キリフィッシュ(メダカ)を用いた一次スクリーニングでn-ヘキサン可溶性抽出物の強力な魚毒性活性を新規に見出し,活性成分としてのα-サンタロールとβ-サンタロールの特性解析を行った。α-サンタロールの毒性(24時間後の1.9ppmのメジアン許容限度(TLm))は,陽性対照のイヌラボシン(1.3ppmで24時間後のTLm)のそれに匹敵した。イヌラボシンを含むこれら魚毒性化合物はまた,皮膚糸状菌Trichophyton rubrumに対して有意な抗真菌効果を示すことが判明した。α-サンタロールとグリセオフルビン(陽性対照として使用)にて処理した固定化Trichophyton菌糸の走査型電子顕微鏡写真における形態変化の類似性に基づいて,有糸分裂に対するα-サンタロールの阻害効果(グリセオフルビンについて提案された抗真菌機構)を,ウニ胚を用いて評価した。その結果,α-サンタロールは,微小管集合の干渉により誘導される強力な抗有糸分裂剤であることが明らかになった。これらのデータから,α-サンタロールまたはサンダルウッド油は癌および真菌皮膚感染症の治療薬としてさらなる研究が望まれること示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  モノテルペン,セスキテルペン  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  抗細菌薬の基礎研究 
物質索引 (4件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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