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J-GLOBAL ID:201702290890905304   整理番号:17A1430880

レスベラトロールはSirt1-オートファジー経路誘導を介してNLRP3インフラマソーム活性化を阻害することによりラットにおける脳虚血/再灌流障害を軽減する【Powered by NICT】

Resveratrol alleviates cerebral ischemia/reperfusion injury in rats by inhibiting NLRP3 inflammasome activation through Sirt1-dependent autophagy induction
著者 (12件):
資料名:
巻: 50  ページ: 208-215  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レスベラトロールはラットにおける脳虚血/再潅流(I/R)損傷に対して保護することが報告されているが,その基礎となる機構は不明である。本研究において,著者らは,レスベラトロールがNLRP3インフラマソーム派生炎症を阻害することによって脳I/R損傷を改善するかどうか,自己貪食がこの過程に関与しているかどうかを調べた。添加では,レスベラトロール媒介性保護効果におけるSirt1の役割を検討した。これらの疑問に答えるために,健常雄Sprague-Dawleyラットを1時間後24時間再灌流する中大脳動脈閉塞に曝露した。脳I/Rは活性化されたNLRP3インフラマソーム,カスパーゼ-1,IL-1β,およびIL-18と増強されたオートファジー活性(LC3B II/LC3B Iとp62/SQSTM1の比)のレベルを増加することを見出した。特異的Sirt1アゴニスト,レスベラトロールによる処理は,I/R誘導NLRP3インフラマソーム派生炎症を減弱したが,オートファジーをアップレギュレートした。さらに,レスベラトロール処理は,脳梗塞体積,減少した脳水分量,および改良された神経学的スコアを明らかに減少させた。さらに,3-MA脳室内投与を用いたオートファジーの阻害は,NLRP3インフラマソーム活性化に対するレスベラトロールの阻害作用を遮断した。最後に,siRNAによるSirt1ノックダウンはオートファジー活性のレスベラトロール誘導性増強とNLRP3インフラマソーム活性化の抑制を有意に阻害した。結論として,著者らの結果は,レスベラトロールがSirt1-オートファジー経路活性を介してNLRP3インフラマソーム活性化を阻害することによって脳I/R損傷から保護することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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生物学的機能  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  生体防御と免疫系一般  ,  免疫反応一般 
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