抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:初発型2型糖尿病患者において、リン酸シタグリプチンとメトホルミンを併用した治療の効果を分析し、臨床の参考を高めることを目的とする。方法:2014年6月から2016年6月にかけて、黄岡市黄州区人民病院で治療した初発型2型糖尿病患者90例を研究対象とし、乱数表によって無作為に観察群と対照群に分け、各群45例、対照群にメトホルミン治療を行った。観察群はメトフォルミンとリン酸シタグリプチンで治療し、両群の患者はすべて12週間治療し、両群の患者の血糖、インスリン抵抗指数及び血中脂質変化を観察し、両群の患者の治療効果を分析した。【結果】2つの群の空腹時血糖(FBG),食後2時間の血漿グルコース(2h PG)および糖化血糖蛋白質(HbAlc)は,治療後に有意に減少した(P<0.01)。観察群[FBG(7.12±2.05)mmol/L,HbAlc(8.21±1.26)%,2h PG(9.52±2.34)mmol/L]は対照群[FBG(9.36±2.05)mmol/L,HbAlc(8.27±1.69)%,2h PG(13.10±2.37)mmol/L]より低かった。統計的有意差が認められた(P<0.05)。ボディマスインデックスおよびインスリン抵抗性指数は,それぞれ(18.62±1.84)kg/m2および(13.25±2.36)mU/Lであった。その改善は,対照群[(21.65±2.05)kg/m2,(11.20±2.64)mU/L]と比較して,有意に改善された(P<0.05)。観察群の総コレステロール、トリアシルグリセロール、低密度リポ蛋白はいずれも対照群より低く(P<0.05)、高密度リポ蛋白質は対照群より高かった(P<0.05)。観察群の患者の低血糖の発生率は2.2%で、対照群の17.8%より低かった(P<0.05)。結論:リン酸シタグリプチンとメトホルミンの併用による初発型2型糖尿病患者の治療効果は確実であり、血糖をよりよくコントロールし、インスリン抵抗性を改善することができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】