文献
J-GLOBAL ID:201702290944350971   整理番号:17A1054765

ロサンゼルスメガシティ研究計画による二酸化炭素とメタン測定 第一部:キャリブレーション,都市化拡大,不確実性推定

Carbon dioxide and methane measurements from the Los Angeles Megacity Carbon Project - Part 1: calibration, urban enhancements, and uncertainty estimates
著者 (23件):
資料名:
巻: 17  号: 13  ページ: 8313-8341 (WEB ONLY)  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2015年のロサンゼルス(LA)メガシティ研究計画による二酸化炭素(CO2)とメタン(CH4)の地上での連続観測結果を報告する。キャリブレーション戦略を,バックグランド気塊の選択に対する方法,都市化拡大の計算,都市規模での二酸化炭素とメタン測定における不確実性推定のための詳細なアルゴリズムに切り分けた。これらの方法はLAメガシティと多の複雑な全球での都市化環境からの炭素フラックスを理解するための基本である。ロサンゼルスへ流入するバックグランドモル分率を,以下の4つの都市域外からの観測値を用いて推定した,ラホヤ-ロサンゼルス(LJO)の南とサンクレメンテ島(SCI)の沖に位置する2つの”海洋地点”,LAの北東砂漠地帯のVictorville(VIC)に位置する”大陸地点”,サンガブリエル山脈のウイルソン山(MWO)に位置する”大陸/中位対流圏地点”である。ローカル海洋バックグランドをこれらのローカル測定地点を利用して約1ppmCO2と約10ppbCH4以内で確定させることができることを見出した。全体として,大気二酸化炭素とメタン濃度レベルはロサンゼルスを通して非常に変動性が大きい。”都市”と”郊外”地点は海洋バックグランド推定値と比較して,中位から大きな二酸化炭素とメタンの濃度増加を示す。LAの繁華街近くのUSC(南カリフォルニア大学)地点は,2015年に約20ppmCO2と約150ppbCH4の中央値時間増加を示し,午後(12:00~16:00,LT,ローカル時間)には約15ppmCO2と約80ppbCH4の中央値時間増加を示す,これはフラックス逆転に対した焦点の代表的な期間である。推定された測定不確実性は,最近2年間のLAでの繰返し標準ガス測定を基礎とすると,0.1ppmCO2,1ppbCH4よりも良好で,Andrews et al.(2014)の結果と同等である。測定不確実性の最大の成分は,一点方式でのキャリブレーションによるものである;しかしながら,バックグランドモル分率における不確実性は測定不確実性よりもずっと大きい。海洋バックグランド推定に対するバックグランド不確実性はLA繁華街での二酸化炭素とメタンに対する中央値午後の増加に対してそれぞれ,約10と15%である。全体として,分析とバックグランド不確実性はローカルでの二酸化炭素とメタン増加に対して小さい;しかしながら,我々の結果は,中央値午後の増加の5%よりも不確実性を縮小することは,バックグランド条件に関して気象影響のより詳細な評価が必要であることを示唆する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大気質調査測定一般  ,  気候学,気候変動  ,  対流圏・成層圏の地球化学 

前のページに戻る