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J-GLOBAL ID：201702290971040700   整理番号：17A0849537

熊本地震を経験した,構造用面材ハイベストウッド施工住宅の現場調査

著者 (6件)： 石川広資 (ノダ) ,  大石剛 (ノダ) ,  松井雄一 (ノダ) ,  高木誠一 (ノダ) ,  河村信孝 (ノダ) ,  青木謙治 (東大)
資料名： Journal of Timber Engineering  (Journal of Timber Engineering)
巻： 30  号： 2  ページ： 68-70  発行年： 2017年06月20日 
JST資料番号： F1841A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熊本地震で被災した構造用ハイベストウッドを使用した築4年の住宅について,外観上無被害であったが外装材を剥がして施工および被害状況を確認する二次調査を実施した。木造軸組み2階建,延べ面積42.8坪,耐力壁に構造用ハイベストウッドを用い,1階は壁倍率4.0倍仕様,2階は壁倍率2.5倍で施工されている。構造用面材の被害状況は,出隅土台部分等のように応力が集中すると思われる部分においても釘の浮き上がり,面材の圧縮破壊,せん断破壊などまったく見られなかった。また,開口部周りからの面材のせん断破壊,亀裂などの損傷もなく健全であった。このように,構造用面材を構造要素とした住宅は大規模地震や繰り返しの地震に対して有効に機能したと考えられることを示した。

シソーラス用語： *大地震 ,  *建築材料 ,  現地調査 ,  *木造住宅 ,  損害 ,  外装材料 ,  大工 ,  面材 ,  建物被害 ,  2016年熊本地震
準シソーラス用語： 熊本地震 ,  *ハイベストウッド ,  外装材

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 熊本地震 ,  経験 ,  面材 ,  施工 ,  住宅 ,  現場 ,  調査