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J-GLOBAL ID：201702291035636114   整理番号：17A0192050

表面欠陥を有するSUP10ばね鋼の疲労強度特性におよぼす微粒子衝突処理の影響

著者 (2件)： 南部紘一郎 (独立行政法人 国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校) ,  江上登 (名城大学)
資料名： 熱処理  (Journal of the Japan Society for Heat Treatment)
巻： 56  号： 6  ページ： 329-333(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0963A  ISSN： 0288-0490  CODEN： NESHDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では表面欠陥を有するSUP10の疲労強度におよぼす微粒子衝突処理の影響について検討を行った。表面欠陥は0.2,0.4,0.6 mm径のドリルを使用して加工し,表面欠陥の深さはドリル径の1/2とした。微粒子衝突処理材,ショットピーニング処理材および未処理材について4点曲げ疲労試験を実施した。その結果,微粒子衝突処理材の場合,ショットピーニング材よりも表面欠陥による疲労強度低下に対する抑制効果が高いことを明らかにした。この要因として,ドリル穴底の硬さの向上に加え,残留応力の影響が考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ばね鋼 ,  *疲れ強さ ,  表面欠陥 ,  微粒子 ,  疲れ試験 ,  ドリル加工 ,  疲れ ,  残留応力 ,  応力集中 ,  ショットピーニング ,  中炭素合金鋼 ,  低合金鋼 ,  クロム含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  押込硬さ ,  破面 ,  応力測定
準シソーラス用語： *微粒子衝突処理法 ,  *SUP10 ,  曲げ疲れ ,  疲れ特性

著者キーワード (4件)： SUP10 ,  微粒子衝突処理 ,  疲労強度特性 ,  応力集中率

分類 (3件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  金属材料  (HC05020S) ,  熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O)

引用文献 (15件)：

• (1) 阿部孝行,金沢健二:ばね論文集,39, p.17(1994).
• (2) 寺下 勝,小林武夫,磯野裕司,川口康信,佐藤仁資,蔵本廣志:ばね論文集,40, p.21(1995).
• (3) 丹下 彰,阿久津忠良,高村典利:ばね論文集,36, p.47(1991).
• (4) 丹下 彰,小山 博,辻 博人:ばね論文集,44, p.13(1999).
• (5) 高橋文雄,丹下 彰,安藤 柱:金属,77, p.1093(2007).

タイトルに関連する用語 (6件)： 表面欠陥 ,  ばね鋼 ,  疲労 ,  強度特性 ,  微粒子 ,  衝突