文献

J-GLOBAL ID：201702291036645988   整理番号：17A0578521

ゾル-ゲル法によって得られたY,Ag及びCe支援SiO₂-Na₂O-CaO-P₂O₅からなるガラスの構造的及び熱的性質の研究

Investigation of the structural and thermal properties of Y, Ag and Ce-assisted SiO₂-Na₂O-CaO-P₂O₅-based glasses derived by sol-gel method

著者 (5件)： KAYGILI Omer (Firat Univ., Elazig, TUR) ,  KESER Serhat (Firat Univ., Elazig, TUR) ,  TATAR Cengiz (Firat Univ., Elazig, TUR) ,  KOYTEPE Suleyman (Inonu Univ., Malatya, TUR) ,  ATES Tankut (Firat Univ., Elazig, TUR)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 128  号： 2  ページ： 765-770  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SiO₂-Na₂O-CaO-P₂O₅ガラスはこれに別の酸化物を加えて新しい性質を有するガラスまたはガラス-セラミックスを製造する出発材料となる。本研究では61.80SiO₂-5.01Na₂O-27.27CaO-5.92P₂O₅を出発ガラス(純G)として,これにAg₂O,Ce₂O₃またはY₂O₃をそれぞれ3.00モル%加えたガラス(CaOモル%はこの追加分だけ減らして24.27モル%とする)及びAg₂O,Ce₂O₃及びY₂O₃を各々1モル%ずつ(合計で3モル%)を加えたガラスをゾル-ゲル法(900°C)により合成した。これらのガラスのX線回折,Fourier変換赤外分光法,走査型電子顕微鏡,エネルギー分散X線分光法及び示差熱分析法によるキャラクタリゼーションを行った。いずれのガラスもCa₅(PO₄)₂(SiO₄)₆斜方晶相を含むことが分かった。Y,Agまたは/及びCeを添加したガラスは,純ガラスと比較し密度が増加し,結晶サイズ,結晶%,格子定数及び格子体積が異なることを示した。

シソーラス用語： *ゾル-ゲル法 ,  リン酸塩 ,  ケイ酸塩 ,  カルシウム化合物 ,  *結晶構造 ,  *示差熱分析 ,  銀 ,  イットリウム ,  セリウム ,  *ケイ酸塩ガラス ,  モルフォロジー

分類 (1件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

タイトルに関連する用語 (10件)： ゾル-ゲル法 ,  Ag ,  Ce ,  支援 ,  SiO2 ,  Na2O ,  CaO ,  ガラス ,  熱的性質 ,  研究