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J-GLOBAL ID:201702291062248331   整理番号:17A0925858

ドナー-π-ドナークマリン構造を有するケージドカルボン酸の設計および合成:可視光および近赤外光単一光子および二光子アンケージング反応

Design and Synthesis of a Caged Carboxylic Acid with a Donor-π-Donor Coumarin Structure: One-photon and Two-photon Uncaging Reactions Using Visible and Near-Infrared Lights
著者 (6件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 2622-2625  発行年: 2017年05月19日 
JST資料番号: W1171A  ISSN: 1523-7060  CODEN: ORLEF7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二光子応答性ドナー-π-ドナークマリン骨格を有する新規のケージドカルボン酸を設計し,市販の7-ジエチルアミノ置換クマリン誘導体を原料とした臭素化,続くパラジウム触媒を用いたボロン酸ピナコールエステル類とのカップリン反応によって合成した。この新規D-π-D置換クマリン誘導体は可視光領域で強い単一光子吸収帯を示した。TD-DFT計算により,約650nmで最大値を示す大きな二光子吸収断面積を予測した。二光子励起蛍光スペクトルを用いて,680nmにおける18GMおよび760nmにおける5.6GMの大きな二光子吸収断面積を確かめた。このケージド安息香酸の400nmにおける単一光子光分解および750nmにおける二光子光分解は,安息香酸とアルデヒドのクリーンな生成をもたらした。無水DMSOおよび含水DMSO中における単一光子光分解(アンケージング)の反応機構を研究した。
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分類 (2件):
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ピランの縮合誘導体  ,  付加反応,脱離反応 
物質索引 (13件):
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