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J-GLOBAL ID：201702291138163761   整理番号：17A0763415

イオン液体中の気泡サイズに影響をおよぼす因子

Factors affecting bubble size in ionic liquids

著者 (6件)： Taylor Sarah F. R. (School of Chemical Engineering and Analytical Science, The University of Manchester, The Mill, Sackville Street, Manchester M13 9PL, UK. [e-mail]) ,  Brittle Stuart A. ,  Desai Pratik ,  Jacquemin Johan ,  Hardacre Christopher ,  Zimmerman William A.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 22  ページ： 14306-14318  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,ガス捕獲過程においてイオン液体(IL)をより効率的に利用するための,IL中の気泡の形成の理解を報告した。特に,得られた気泡サイズに対するIL構造の影響を,用いたイオン液体の設計指針を得るために究明した。本研究では,液体特性および化学部分による気泡サイズへの影響をパラメータ的に決定するために,種々の物理化学的特性を持つ11のILを用いた。結果は,観察された気泡サイズは,ILのカチオンとアニオン間の相互作用の強さ,ひいては系内の物質移動により決定されることを示唆した。この気泡サイズ-IL構造-物理的性質の関係を,一連のQSPR相関を用いて示した。アニオンおよびカチオンのシグマプロフィルのみに基づく予測モデルを開発し,これは液体の物理化学的特性を組込むことなく最良の相関を示した。ILに依存して,観察され選択された平均気泡サイズは,56.1と766.9μm間であり,これらの系における物質移動および吸収速度を向上させる潜在能力を可能にする,ミクロバブルがIL中に生成され得ることを実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *気泡径 ,  気体 ,  捕獲 ,  *気泡 ,  分子構造 ,  カチオン ,  アニオン ,  相互作用 ,  物質移動 ,  物理的性質 ,  定量的構造活性相関 ,  *予測モデル ,  吸収速度 ,  融解塩 ,  画像分析
準シソーラス用語： マイクロバブル ,  化学構造

分類 (3件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  液-気界面  (CB12020U)

物質索引 (10件)： テトラデシルトリヘキシルホスホニウム・ブロミド ,  テトラデシルトリヘキシルホスホニウム・クロリド ,  テトラデシルトリヘキシルホスホニウム・ドデカノアート ,  テトラデシルトリヘキシルホスホニウム・ジシアナミド ,  1-エチル-3-メチルイミダゾリウム・ジシアナミド ,  1-エチル-3-メチルイミダゾリウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン ,  1-ブチル-1-メチルピロリジニウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン ,  テトラデシルトリヘキシルホスホニウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン ,  1-エチル-3-メチルイミダゾリウム・(硫酸エチル)アニオン

タイトルに関連する用語 (4件)： イオン液体 ,  気泡 ,  サイズ ,  因子