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J-GLOBAL ID：201702291144386992   整理番号：17A1762112

太陽光発電と蓄電池を活用した独立系直流LED照明システムの導入に伴う戸建て住宅の電力消費由来CO₂排出削減効果とCO₂ペイバックタイムの推計

CO₂ Payback Time and Reduction Effect of CO₂ Emission Originated from Electricity of Detached Household by Introducing DC LED Lighting System Utilizing Photovoltaic Power Generation and Storage Battery

著者 (5件)： 天野耕二 (立命館大 理工) ,  土居義浩 (立命館大 大学院理工学研究科) ,  福原大祐 (立命館大 大学院理工学研究科) ,  吉川直樹 (立命館大 理工) ,  島田幸司 (立命館大 経済)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 13  号： 4  ページ： 360-369  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 戸建住宅の家庭用照明に,太陽光発電とリチウムイオン蓄電池を使った独立系直流LED照明システムを導入した場合の,環境的パフォーマンスを,全消費電力由来CO₂排出量削減量とCO₂ペイバックタイムにより評価した。研究方法として,照明計画,太陽光発電システム及び蓄電池や,システムの設定を具体的に示すと共に,イベントリ分析として,製造段階・運用段階・廃棄段階それぞれの方法を明記した。結果として,夜間照明だけに使う電力容量の蓄電池を導入した場合,当該LED照明システムのCO₂排出量削減効果が比較的大きかった。昼間の余剰電力を全て蓄電する蓄電容量にすると,蓄電池が毎日深放電を繰り返すため,蓄電池の寿命が短くなって,蓄電池製造におけるCO₂排出量が増大する結果となった。

シソーラス用語： *LED照明 ,  システム ,  *リチウムイオン電池 ,  二酸化炭素排出量 ,  *温室効果ガス排出量 ,  生産工程
準シソーラス用語： *CO₂ペイバックタイム ,  イベントリ分析 ,  *ライフサイクルCO₂ ,  リチウムイオン蓄電池 ,  製造段階 ,  *太陽光発電システム ,  炭酸ガス排出量 ,  独立系直流LED照明システム

分類 (4件)： エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E) ,  太陽光発電  (NB03090G) ,  発光素子  (NC03082G) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (17件)：

• 経済産業省資源エネルギー庁,平成27年度エネルギーに関する年次報告(第1章 国内エネルギー動向)第2部エネルギー動向,経済産業省資源エネルギー庁ホームページ,入手先<http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2016pdf/whitepaper2016pdf_2_1.pdf>,(参照2017-3-12)
• 田畑智博(2012):環境科学会誌,25(5),367-377
• 経済産業省東北経済産業局,~低炭素社会に向けた技術発掘・社会システム実証モデル事業~直流技術による低炭素社会システムとしての新・地産地消エネルギーインフラの構築 事業報告書 概要版,経済産業省東北経済産業局ホームページ,入手先<http://www.tohoku.meti.go.jp/s_shigen_ene/topics/pdf/seika2.pdf>,(参照2017-3-12)
• 日本経済新聞社(2011):日経アーキテクチュア,2011年6月10日号,35-37
• 日本経済新聞社(2016):日経エネルギーNext,2016年8月号,22-23

タイトルに関連する用語 (9件)： 太陽光発電 ,  蓄電池 ,  活用 ,  直流 ,  LED照明 ,  戸建て住宅 ,  電力消費 ,  CO2排出削減 ,  CO2