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J-GLOBAL ID：201702291223558512   整理番号：17A0793503

実験水路におけるカドミウムと亜鉛への幼生水生昆虫応答【Powered by NICT】

Larval aquatic insect responses to cadmium and zinc in experimental streams

著者 (3件)： Mebane Christopher A. (Idaho Water Science Center, US Geological Survey, Boise, Idaho, USA) ,  Schmidt Travis S. (Fort Collins Science Center, US Geological Survey, Fort Collins, Colorado, USA) ,  Balistrieri Laurie S. (US Geological Survey and School of Oceanography, University of Washington, Seattle, Washington, USA)
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 36  号： 3  ページ： 749-762  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生態学的に適切な条件下での天然河川群集への金属混合物効果のリスクを評価するために,著者らは,実験河川中のカドミウム(Cd)と亜鉛(Zn)に曝露した底生大型無脊椎動物を用いた30日の試験を行った。同時曝露は,CdとZnであった単一及び環境的に適切な比でCd+Zn混合物であった。個々の分類群のための古典的な単一種毒性試験と同じ方法で解釈した濃度-応答パターンと種の多様性および生息カゲロウ(カゲロウ目)豊度のようなコミュニティ計量のために生産された試験は,河川調査データと同じ方法で解釈した。実験河川曝露から影響濃度は通常古典的単一種試験からのものよりも2~3桁低かった。応答付加モデル,混合物の複合毒性は,個々の毒物への応答の積から予測できることを仮定すると比較して,Cd+Zn混合物は一般的に相加的毒性よりもわずかに低かった。混合物毒性結果を調べ,実験流結果を関係づける場データにToxと呼ばれるモデル化アプローチを適用した。アプローチは溶存陽イオンおよび生物学的受容体(生物配位子)との間の相互作用を規定する2つのpK_a二座配位モデルを用いた生物に及ぼす毒性物質(水素,Cd,およびZn)の蓄積を予測し,生物学的応答へのロジスティック方程式を通して蓄積を関係づける。Toxモデリングした単一金属曝露からのCd+Zn混合物応答だけでなく,現場データからの応答を予測することができた。30日実験河川試験と現場データの間の応答パターンの類似性は,実験河川における水生昆虫を試験の環境関連性を支持している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： カゲロウ類 ,  類似性 ,  モデル ,  生態学 ,  *カドミウム ,  河川 ,  毒性 ,  毒性試験 ,  *亜鉛 ,  河川調査 ,  金属 ,  モデリング ,  コミュニティ
準シソーラス用語： 複合毒性 ,  *水生昆虫 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 金属混合物の毒性 ,  生物配位子モデル ,  水生昆虫 ,  メソコスム ,  カゲロウ目 ,  Toxモデル

分類 (1件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 実験水路 ,  カドミウム ,  亜鉛 ,  幼生 ,  水生昆虫 ,  応答