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J-GLOBAL ID：201702291224510589   整理番号：17A0702805

細胞幾何学上の金ナノ粒子放射線増感の依存性【Powered by NICT】

Dependence of gold nanoparticle radiosensitization on cell geometry

著者 (9件)： Sung Wonmo (Department of Radiation Oncology, Massachusetts General Hospital, Boston, Massachusetts, USA. [e-mail]) ,  Ye Sung-Joon ,  McNamara Aimee L. ,  McMahon Stephen J. ,  Hainfeld James ,  Shin Jungwook ,  Smilowitz Henry M. ,  Paganetti Harald ,  Schuemann Jan
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 18  ページ： 5843-5853  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金ナノ粒子(GNP)の放射線増感効果は,放射線療法におけるin vitroおよびin vivoの両方で実証した。本研究の目的は,現実的な細胞形状に対する細胞外培地における分散GNPの生物学的有効性を評価することである。TOPAS nBioシミュレーションを用いて,GNPの周りのナノ規模動径線量分布,これは続いてGNPに囲まれた細胞の放射線量応答を予測するために用いたを決定した。MDA-MB-231ヒト乳癌細胞およびF98ラットグリオーマ細胞は,(1)細胞形状,(2)細胞内の核位置,(3)GNPのサイズ,および(4)光子エネルギーを変えることにより異なるセル形状を評価するためのモデルとして使用した。結果は核の位置は楕円形細胞の細胞膜に近いとき感度増強比(SER)は1.2倍まで増加したことを示した。損傷尤度のヒートマップは致死的事象の大部分は膜に最も近い核の領域で起こることを示し,潜在的に高度にクラスタ化した損傷パターンを生じた。放射線増感に及ぼすGNPサイズの影響は限定的であったGNPは細胞外に位置していた。セル形状の改良されたモデリングが重要であることが示されたGNPに起因する線量増大はGNPからの距離と共に急速に低下するからである。核は細胞膜に向かってシフトするとき放射線増感はGNPの細胞取込がなくてもkV光子で達成できると結論した。,損傷は細胞外,GNPを含む領域に近接した核の小領域に濃縮されていた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 放射線療法 ,  線量分布 ,  *幾何学 ,  in vitro実験 ,  クラスタ化 ,  放射線量 ,  *放射線増感 ,  光子 ,  細胞膜 ,  モデリング ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 細胞取込 ,  グリオーマ細胞 ,  細胞形態 ,  *金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細胞 ,  幾何学 ,  金ナノ粒子 ,  放射線増感 ,  依存性