焼却残渣等無機系廃棄物リサイクルの最近の動向  溶融スラグのJIS改正について-JIS A 5031及びJIS A 5032の改正-

明石哲夫; 明石哲夫

文献

J-GLOBAL ID：201702291238556317 整理番号：17A0112503

焼却残渣等無機系廃棄物リサイクルの最近の動向溶融スラグのJIS改正について-JIS A 5031及びJIS A 5032の改正-

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資料名：
巻： 70 号： 335 ページ： 29-38 発行年： 2017年01月01日
JST資料番号： S0821A ISSN： 0285-4104 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：解説発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

溶融スラグに関するJISの改正について,その内容と改定するための根拠とした調査結果について紹介した。改正の概要として,JIS A 5031及びJIS A 5032共通の改正点は,適用範囲見直し,ロット管理の導入,環境安全品質検査(サンプリング方法,検査頻度,試料粒度)見直し,環境安全型式検査と環境安全受渡検査の規定である。JIS A 5031だけの改正点は,製品側利用禁止事項の見直し,ポップアウト確認試験規定,膨張率範囲改正であり,JIS A 5032だけの改正点は,粒度CM-5の追加である。それぞれの改正項目について,根拠となるデータ等を示して解説した。改正の今後のスケジュールについて具体的日程を示し,経過措置が12か月であること,特に品質管理体制で,ロット管理への対応や,分析費がかかるのでその予算措置について注意している。

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ごみ処理 , スラッジ処理・処分 , 骨材 , その他の石材 , 資源回収利用 , 生物燃料及び廃棄物燃料

引用文献 (4件)：

「JIS A 5031(一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材)及びJIS A 5032(一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化した道路用スラグ)の改正原案について-原案作成委員会の審議・検討概要報告-」建材試験情報 2016年4月号 pp24-31
導入する指針について-総合報告書を策定-」 http://www.jisc.go.jp/newstopics/2012/201203slag_hokokusho.htm
肴倉宏史,大迫政浩「スラグ類に共通の環境安全品質をJISへ導入するための指針の制定について」産業機械 2012.6 pp33-35
一般社団法人産業機械工業会エコスラグ利用普及委員会:エコスラグの有効利用の現状とデータ集,2011年度版,2014年度版

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焼却残渣等無機系廃棄物リサイクルの最近の動向 溶融スラグのJIS改正について-JIS A 5031及びJIS A 5032の改正-

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