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J-GLOBAL ID：201702291285506514   整理番号：17A1923436

放射線療法による鼻咽頭癌患者の末梢血骨髄由来抑制細胞と調節性T細胞への影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of concurrent chemoradiotherapy and radiotherapy alone on peripheral myeloid-derived suppressor and T regulatory cells in patients with nasopharyngeal cancer

著者 (7件)： Dai Xichao (江蘇省蘇北人民医院腫瘤科, 揚州,225001) ,  Liu Liqin (江蘇省蘇北人民医院腫瘤科, 揚州,225001) ,  Wang Buhai (江蘇省蘇北人民医院腫瘤科, 揚州,225001) ,  Wang Chaomin (江蘇省蘇北人民医院腫瘤科, 揚州,225001) ,  Ma Li (江蘇省蘇北人民医院血液学研究所, 揚州,225001) ,  Cao Wenmiao (江蘇省蘇北人民医院腫瘤科, 揚州,225001) ,  Dai Erxun (江蘇省蘇北人民医院腫瘤科, 揚州,225001)
資料名： Zhonghua Zhongliu Zazhi  (Zhonghua Zhongliu Zazhi)
巻： 39  号： 8  ページ： 579-583  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2345A  ISSN： 0253-3766  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】鼻咽頭癌(NPC)患者の末梢血における骨髄由来の細胞(MDSC)と調節性T細胞(Treg)に及ぼす放射線療法の影響を調査し,放射線性口腔粘膜炎との関係を調査する。方法:2012年9月1日から2015年12月1日までの間に放射線療法と同時期放射線治療を行った初期鼻咽癌患者60例、健康対照者20例を選択した。フローサイトメトリーにより患者の治療前、放射線治療40Gy、放射線治療終了後と放射線治療後3カ月の末梢血のHLA-DR-CD11b+CD33+MDSC、CD4+CD25+CD127low-Tregのレベルを測定した。放射線治療終了時に0~II級とIII~IV級放射性口腔粘膜炎患者のHLA-DR-CD11b+CD33+MDSCとCD4+CD25+CD127low/Tregレベルを比較した。結果:鼻咽頭癌患者の治療前、放射線治療の40Gy、放射線治療終了と放射線治療後3カ月の末梢血CD4+CD25+CD127low/Tregレベルはそれぞれ(8.42±1.52)%、(9.10±1.57)%、(8.87±1.56)%と(7.31±1.43)%であった。放射線療法の40Gy,放射線療法終了と放射線療法の3カ月後に,治療前と比較して,有意差が認められた(すべてP<0.05)。治療前のI~II期とIII~IV期患者の末梢血CD4+CD25+CD127low-Tregレベルはそれぞれ(7.65±1.94)%と(8.63±1.39)%で、統計学的有意差が認められた(P=0.042)。鼻咽頭癌患者の治療前、放射線治療40Gy、放射線治療終了後と放射線治療後3カ月の末梢血HLA-DR-CD11b+CD33+MDSCレベルはそれぞれ(2.14±1.21)%、(4.08±1.90)%、(3.76±1.31)%と(1.52±0.88)%であった。放射線療法40Gyと放射線治療3カ月後の治療前と比較して、統計学的有意差が認められた(いずれもP<0.05)。I~II期とIII~IV期の患者の末梢血HLA-DR-CD11b+CD33+MDSCレベルはそれぞれ(1.35±0.66)%と(2.25±1.26)%であり、統計学的有意差が認められた(P=0.007)。放射線療法終了時に,0~IIとIII~IVの放射線性口腔粘膜炎患者の末梢血におけるHLA-DR-CD11b+CD33+MDSCのレベルは,それぞれ(3.15±1.04)%と(4.41±1.27)%であった。0~IIとIII~IVの放射線性口腔粘膜炎患者の末梢血CD4+CD25+CD127low-Tregのレベルは,それぞれ(8.41±1.52)%と(9.91±1.23)%であった(P=0.012)。統計的有意差が認められた(P=0.02)。結論:鼻咽頭癌患者の末梢血におけるHLA-DR-CD11b+CD33+MDSC,CD4+CD25+CD127low-Tregのレベルは健常対照者より高く,鼻咽頭癌の病期と関連していることが示唆された。鼻咽頭癌の単純放射線治療と同時期の放射化学療法の過程において、HLA-DR-CD11b+CD33+MDSCとCD4+CD25+CD127low-Tregレベルは明らかに上昇し、患者の免疫能力は低下し、治療による放射性口腔粘膜炎と関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 統計学 ,  HLA-DR ,  治療法 ,  *患者 ,  *放射線 ,  フローサイトメトリー ,  *放射線療法 ,  *末梢血 ,  *骨髄 ,  *制御性T細胞
準シソーラス用語： 有意差 ,  *癌患者 ,  口腔粘膜炎 ,  MDSC ,  *上咽頭癌 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Nasopharyngeal neoplasms ,  T regulatory cells ,  Myeloid-derived suppressor cells ,  Immune activity ,  Radiation induced oral mucositis

分類 (1件)： 腫ようの放射線療法  (GE03034K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 放射線療法 ,  鼻咽頭 ,  癌患者 ,  末梢血 ,  骨髄 ,  細胞 ,  調節性T細胞