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J-GLOBAL ID:201702291311575756   整理番号:17A1058291

EBSD解析による低温浸炭オーステナイト系ステンレス鋼の微細構造性質の関係を理解する【Powered by NICT】

Understanding the microstructure-properties relationship of low-temperature carburized austenitic stainless steels through EBSD analysis
著者 (5件):
資料名:
巻: 322  ページ: 141-151  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,二種類のオーステナイト系ステンレス鋼の表面層,304Lと904L,低温浸炭プロセス(Kolsterising,Bodycote社)を受けると高温でのその後のアニーリングの微細構造特性を評価した。浸炭処理は両材料で硬い膨張オーステナイトを形成する。しかし,熱分解はクロム炭化物の析出による高温度で生じ,処理した材料の表面硬度を損なう。本論文の目的は,相変態と硬度の間の相関を明らかにするために電子後方散乱回折(EBSD)法の適用可能性を調査することである。まず第一に,EBSDは内部歪を同定するための改質表面層のカーネル平均方位差(KAM)地図を作成するために使用した。さらに,アニーリング中のクロム化合物の析出のための優先的な部位を同定した。EBSDは種々のアニーリング条件での改質表面層内の主要な硬化機構を識別するために有用な情報を提供できることを証明した。ナノ押込,X線回折(XRD)及びグロー放電光学発光分光法(GDOES)と組み合わせると,マクロおよび微量分析の間の有効な橋渡しを得ることができた。固溶硬化は,浸炭のまま材料では支配的な機構であることを見出し,より高い過飽和を促進する既存の歪を生じていた。アニールした材料では,合金組成と表面仕上げも析出の優先サイトを決定することができ,従って残留硬化に影響を与えることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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表面硬化熱処理 

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