文献

J-GLOBAL ID：201702291347045029   整理番号：17A0894268

野生鳥獣の活用を目的とした猪ワンタンスープの開発

著者 (1件)： 直井美津子 (別府溝部学園短大)
資料名： 別府溝部学園短期大学紀要  (Bulletin of Beppu Mizobe Gakuen College)
号： 38  ページ： 107-116  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： L4907A  ISSN： 1349-3159  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,野生鳥獣を食用として活用することを目的として,猪ワンタンスープを開発した。猪ワンタンスープは,「おおいたみのりフェスタ」と「食の大宴会@別府2016」で販売した。また,「第9回お弁当コンテスト」で参加者に無料で提供した。猪ワンタンスープの喫食者に対して,猪ワンタンスープの味や価格,ジビエの認知度・食経験,食べてみたいジビエ料理等についての調査を行った。その結果,猪ワンタンスープの味は,ほとんどの喫食者に「おいしい」と評価され受入れられた。ジビエの認知度に関しては,ジビエという言葉を聞いたことがある者が64%であったが,ジビエという言葉の意味まで理解している者は24%と少なかった。また,若い年代の方がジビエに関する認知度が低かった。食べてみたいジビエ料理としては,鍋や,ソーセージ・ハム・ベーコンなどの燻製という意見が多かった。また,若い年代では,ハンバーグという意見も多かった。しかし,一部には刺し身(鹿)という意見もあり,食品衛生上の観点から,ジビエを食するときには肉の中心まで十分に加熱し,決して生食しないよう注意喚起する必要があると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： 大分県 ,  *食肉 ,  食糧資源 ,  利用 ,  挽肉 ,  *料理 ,  調理 ,  試作 ,  アンケート ,  面接調査 ,  消費者 ,  意識 ,  食習慣 ,  経験 ,  嗜好性 ,  *消費者志向 ,  価格 ,  年齢差 ,  認識 ,  食品加工
準シソーラス用語： *イノシシ肉 ,  *ジビエ ,  ワンタン ,  資源活用 ,  鹿肉 ,  質問紙調査 ,  消費者の認識

分類 (2件)： 肉製品  (FJ12033F) ,  食品一般  (FJ01010Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 鳥獣 ,  活用 ,  猪 ,  ワンタン ,  スープ ,  開発