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J-GLOBAL ID:201702291356457844   整理番号:17A0717753

航空分野における安全とそのさらなる向上に向けた試み

著者 (2件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 220-225  発行年: 2017年06月15日 
JST資料番号: G0902A  ISSN: 0916-1600  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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安全に関する見方として近年提唱されているSafety-I/-IIという概念を引用し,コックピットにおける高度な自動化はI型であり,コックピット内のエラーマネジメントや航空管制業務はII型であるとして,航空分野の安全性について議論した。まず,航空管制業務の可視化・分析研究について述べることを通じて,変化する環境下でのシステムの安定的なオペレーションの維持に寄与する人間の役割や能力について論じた。次に,人間のさらなる能力向上を目指した訓練手法の考え方を紹介した。具体的には,1)航空管制業務の可視化研究(入力された航空交通状況を自動的に分析し必要な管制処理をタスクレベルとして出力するCOMPASiツール,同上ツールでの航空機トラフィック・シナリオと,その分析・可視化の例示など),2)基本的な能力を漏れなく身に着け,それを応用できるようにすることを狙ったCompetency Based Training,3)学習者に対するより生産的で効率的な試行錯誤の環境の提供,などについて述べた。
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分類 (2件):
分類
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航空交通管制・航法施設  ,  航空機事故 
引用文献 (15件):
  • [1] E. Hollnagel: Safety-I and Safety-II -The Past and Future of Safety Management-, Ashgate (2014)(邦訳)北村, 小松原(監訳):Safety-I & Safety-II-安全マネジメントの過去と未来, 海文堂出版(2015)
  • [2] D. Maurino: Threat and error management (TEM); Flight Safety and Human Factors Programme-CAO, Canadian Aviation Safety Seminar (CASS), pp.18-20 (2005) http://www.skybrary.aero/bookshelf/books/515.pdf
  • [3] 阿部:航空分野でのこれまでの取り組み・現在の取り組み; ヒューマンインタフェース学会誌,Vol. 14, No. 2, pp.89-96 (2012)
  • [4] Bureau d’, Enquêtes et d, ’Analyses (BEA): Final report the accident on the accident on 1st June 2009 to the Airbus A330-203 registered F-GZCP operated by Air France flight AF 447 Rio de Janeiro - Paris (2012) https://www.bea.aero/docspa/2009/f-cp090601.en/pdf/f-cp090601.en.pdf
  • [5] Ed Pooley: The automation problem; Hindsight, Vol. 20, pp. 10-14 (2014)
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タイトルに関連する用語 (2件):
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