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J-GLOBAL ID:201702291369007494   整理番号:17A1418158

バルト海集水域における岩石風化とCO_2消費の時間的および空間的変動【Powered by NICT】

Temporal and spatial variations of rock weathering and CO2 consumption in the Baltic Sea catchment
著者 (6件):
資料名:
巻: 466  ページ: 57-69  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ケイ酸塩及び炭酸塩風化速度の最初の評価を提供し,バルト海に流入する78河川の河川化学データを用いたバルト海集水域のCO_2消費速度を導出した。個々の河川流域のケイ酸塩風化速度(全溶解固形物)は0.014Tg/年4.55Tg/year範囲と炭酸塩の風化速度は0.079Tg/yearから6.49Tg/yearの範囲であった。バルト海集水域を横切る全CO_2消費は約3.9TgC/年で,ケイ酸塩と炭酸塩によって等しく分担されてた。風化推定に関連した不確実性は約32%であり,これは主に南部における幾つかの主要河川のための不完全汚染補正によって引き起こされる。北方河川流域の計算は,人間の影響のため,より高い確実性を持っている。個々の河川流域のCO_2消費速度は平均2.97gC/m~/年の,炭酸塩はCO_2,1.4gC/m~/年およびけい酸塩1.5gC/m~/年をとるを消費する0.53と5.66gC/m~/年の間で変化した。これはマッケンジー川とシベリア河川流域で報告されたと同じ範囲で検出されたが,熱帯河川の低い範囲であり,バルト海流域は高緯度システムのための固体風化信号,特に原始北方ケイ酸塩地域におけるを保持している示唆した。バルト海集水域における風化によって消費されるCO_2の量は正味生態系炭素交換(10+100GC/m~/年)の約3 30%を占め,風化は大気CO_2の重要なシンクとして寄与することを示唆した。多くの研究は,種々の河川流域における温度と風化速度の間に正の相関を示したが,バルト海流域の北方地域における河川化学の40年間の連続記録を用いた多重回帰分析は,風化フラックスと降水量間の強い相関を示したが,風化と温度の間には統計的に有意な相関を明らかにした。これは温度は必ずしも風化速度の一次制御因子であるだけでなく,に加えて降水量,他の因子のような増加した土壌有機物質含有量と水経路変化が風化速度に大きな影響を持つ可能性があることを示唆している。40年データを分析することにより,過去数十年にわたり原始北方地域における一般的に増加する風化フラックスを示す10 20%であった。これは海洋への風化と得られた高い溶存無機炭素送達による増加したCO_2消費は増加し河川水入力とともに高い陸生有機炭素送達のために,より酸性になった海洋酸性化,北極海のような負のフィードバックとして作用することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  堆積学一般 

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